トイザウルスの秘境 藤 浩志[ARC]

2014年7月5日[土]-10月5日[日]  
会場 現代美術ギャラリーA

全国各地の子ども達から集められた、数十万個の鮮やかなプラスチックのおもちゃ。
そこから生まれたおもちゃの恐竜「トイザウルス」。
榛名山麓の美術館に突如出現した、彼らが暮らす秘境とは…


3331 Arts Chiyoda開館記念展 第1弾「藤浩志 VPC発Kaekko経由Toys Paradise」 2010年

美術作家・藤 浩志は、人と人が対話し、それぞれが自主的に新しい関係を築くためのプラットホームづくりをするユニークな表現活動で知られています。
このたび使用されるのは、おびただしい数のプラスチック製の小型おもちゃと、美術館の周辺を彩る木々の小枝です。藤とその家族が手がける「かえっこバザール」でもひときわ目に止まるこれらのおもちゃのひとつひとつには、一度は子供に愛でられやがて飽きられたものの、「かえっこ」という奇跡的なシステムのなかで再び人の手に触れ、整理分類され、磨き上げられ、全国を旅した歴史があります。それらが集まり「トイザウルス」としてこの地で再び光を浴び、命を輝かせることになるのです。さあ、みんなで秘境探検に出かけましょう!耳を澄ませばトイザウルスの声が聞こえてくるかも?
(補記:群馬県南西部には本物の恐竜の足跡が日本で最初に発見された場所があります)

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藤 浩志 (美術作家、十和田市現代美術館館長)
京都市立芸術大学大学院美術研究科修了後、パプアニューギニア国立芸術学校講師、都市計画事務所勤務を経て藤浩志企画制作室を設立。「ヤセ犬の散歩」「お米のカエル物語」「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「藤島八十郎をつくる」等、各地で対話と地域実験の場を作る美術類のデモンストレーションを実践。原美術館では「第5回ハラ アニュアル」出品(1985年)。ハラ ミュージアム アークでは公開制作(1989年)と、「アートは楽しい」展に出品(1990年)。2007年には「かえっこ」をはじめとする廃棄物を利用した活動に対し環境省循環型社会功労者表彰を受ける。現在、福岡県と青森県を拠点とし、各地を駆け回る生活を送っている。 http://geco.jp

展覧会関連企画
子どもと子どもの心を持った大人が参加できる、藤浩志考案のワークショップ
かえっこバザール
会場 ハラ ミュージアム アーク内
8月の土・日曜日、 9月13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)、
10月4日(土)・5日(日) 1:30 pm~

2000年に福岡で誕生した「かえっこ」は、独自の子ども通貨「カエルポイント」を使用し、子ども達の様々な自主的活動を生み出すワークショップです。これまでに全国各地の学校、保育園、商店街、公園、公民館、個人住宅、美術館、リサイクルプラザなど1000ケ所以上の様々な場所で開催されてきました。子どもたち達が要らなくなったおもちゃを持ち寄り、「カエルポイント」に換えて好きなおもちゃに交換できるこのシステムは、おもちゃが世界中に循環し続ける仕組みとして、多くの人々に支えられています。

☆おもちゃを持ってこなくても、美術館のワークショップや「かえっこ」のための特別プログラムに参加したり、おもちゃの整理を手伝ったりすることで「カエルポイント」がもらえます。
http://www.geco.jp/kaekko/

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展覧会2
たくさんがいっぱい―原美術館コレクション
2014年7月5日[土]-10月5日[日]
会場:現代美術ギャラリーB・C   

大きいがいっぱい、小さいがいっぱい、形がいっぱい、色がいっぱい、光がいっぱい、闇がいっぱい、動物がいっぱい、人がいっぱい・・・
扉の向こうにはどんな出会いが待っているのかな!?
世界の第一線で活躍中のアーティストによる多彩な表現に触れ、幅広いモノの見方や創造の秘密を覗いてみましょう。

■出品作家  
大野智史/草間彌生/束芋/スラシ クソンウォン/ジェイソン テラオカ など

展覧会3
かたる・えがく
【前期】 2014年7月5日[土]-8月20日[水]
【後期】 2014年8月22日[金]-10月5日[日]
会場 特別展示室 觀海庵
https://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/GQwTe9k7o6MF0dfRVIsq/

展覧会関連企画
子どもと子どもの心を持った大人が参加できる、藤浩志考案のワークショップ
かえっこバザール
会場 ハラ ミュージアム アーク内
8月の土・日曜日、9月13日[土] ・14日[日] ・20日[土] ・21日[日]、
10月4日[土] ・5日[日] 1:30 pm-

ワークショップ
アートうちわをつくろう!
8月2日[土]、3日[日]、9日[土]、10日[日] 各日とも10:30am-、1:00pm-、3:00pm- (40分程度)
会場:ハラ ミュージアム アーク 回廊

ナカダイ伊香保工場 モノ:ファクトリー × ハラ ミュージアム アーク
8月13日[水]-17日[日]  10:00am-4:00pm(受付は3:30pmまで)
会場:ハラ ミュージアム アーク 回廊

トークイベント
藤 浩志[美術作家、十和田市現代美術館館長]x中台澄之[(株)ナカダイ常務取締役]
8月17日[日] 5:00-6:30 pm
会場:ハラ ミュージアム アーク内
聞き手 青野和子[ハラミュージアムアーク副館長]

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ハラ ミュージアム アーク
〒377-0027群馬県渋川市金井2855-1
Tel 0279-24-6585  Fax 0279-24-0449  E-mail arc@haramuseum.or.jp

開館時間: 9:30am-4:30pm(入館は4:00pmまで)
休館日: 木曜日(8月は開館)
入館料: 一般1,100円、大高生700円、小中生500円
ハラ ミュージアム アーク・グリーン牧場セット券 一般1,800円、大高生1,500円、
中学生1,400円、小学生800円
70歳以上半額、20名様以上の団体割引、学校団体は別途料金規定あり
※小人は要保護者同伴
群馬の子育て家庭応援プロジェクト事業「ぐーちょきパスポート」ご提示により、入館料5名様まで各200円割引
群馬県内の小中学生が学期中の土曜日に美術館を利用した場合は無料

アクセス
電車―JR上越・吾妻線「渋川駅」より(上越・長野新幹線利用の場合は高崎駅で上越線に乗り換え)伊香保温泉行きバスにて約15分、「グリーン牧場前」下車、徒歩7分
車―関越自動車道「渋川伊香保インター」より伊香保温泉に向かって8㎞、約15分

交通機関のご案内   ※ご利用の際は時刻表をお確かめください
JR上越・長野新幹線ご利用の場合
●東京駅8:04発〈新幹線・Maxたにがわ403号〉-高崎駅9:02着/9:12発 吾妻線 [普通・長野原草津口行]-渋川駅9:38着/9:44発 関越交通バス[伊香保温泉行]-グリーン牧場前10:10着
●東京駅9:20発〈新幹線・あさま511号〉-高崎駅10:09着/10:31発 上越線 [普通・水上行]-渋川駅10:56着/11:03発 関越交通バス[伊香保温泉行]-グリーン牧場前11:22着
●東京駅11:16発〈新幹線・Maxとき319号〉 -高崎駅12:06着/12:22発 上越線 [普通・水上行]-渋川駅12:47着/12:53発 関越交通バス[伊香保温泉行]-グリーン牧場前13:08着

JR新特急「草津」ご利用の場合  *土休日のみ運転
●上野駅 9:00発〈草津31号*〉-渋川駅 10:39着/10:45発 関越交通バス[伊香保温泉行]-グリーン牧場前10:56着
●上野駅 10:00発〈草津1号〉-渋川駅 11:44着/11:50発 関越交通バス [伊香保温泉行]-グリーン牧場前12:01着
●上野駅 12:10発〈草津3号〉-渋川駅 13:52着/13:57発 関越交通バス [伊香保温泉行]-グリーン牧場前14:08着

JRバス上州湯めぐり号(新宿駅⇔渋川駅・伊香保・草津温泉)
http://time.jrbuskanto.co.jp/bk040450.html

関越交通バス時刻表(渋川駅⇔グリーン牧場・伊香保温泉)
http://kan-etsu.net/files/lib/5/53/201403081227596826.pdf

ウェブサイト http://www.haramuseum.or.jp
携帯サイトhttp://mobile.haramuseum.or.jp
ブログ https://www.art-it.asia/u/HaraMuseum
ツイッター http://twitter.com/HaraMuseumARC

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