2024年11月16日より、「How to Hold Your Breath(呼吸の止め方)」のテーマの下、台中の国立台湾美術館を舞台に東アジア有数の国際展として注目を集めるアジアン・アート・ビエンナーレが開幕。キュレーションは、ファン・イェンシャン[方彥翔]、アン・ダビディアン、マーヴ・エスピナ、キム・へジュ、アスル・セヴンが共同で手がける。
国際展アーカイブ
釜山ビエンナーレ2024 リンク集
「Seeing in the Dark」をテーマに掲げる釜山ビエンナーレ2024。ベルギー出身の美術史家のフィリップ・ピロットとニュージーランド出身のキュレーターのヴェラ・メイによる同ビエンナーレ初の共同アーティスティックディレクター体制の下、釜山現代美術館を中心とした市内複数の会場を舞台に開催。
第15回光州ビエンナーレ リンク集
2024年9月7日より、アーティスティック・ディレクターにニコラ・ブリオーを迎え、「PANSORI: A Soundscape of the 21st Century」をテーマに掲げる第15回光州ビエンナーレが開幕。17世紀に遡る朝鮮の伝統的な口唱芸能「パンソリ」を、音と空間の関係性を象徴するもの、従属的立場にある者の声が現れる空間として捉えることで、身のまわりに存在するさまざまな生体との対話を通じて「空間」を探究するアーティストの実践とともに、パンソリの精神の再創造を試みる。
第8回横浜トリエンナーレ リンク集
2024年3月15日より、「野草:いま、ここで生きてる」をテーマに掲げる第8回横浜トリエンナーレが、リニューアルオープンを迎える横浜美術館を中心に開幕。アーティスティック・ディレクターを務める中国出身のリウ・ディン[劉⿍]、キャロル・インホワ・ルー[盧迎華]は、中国の小説家、魯迅の世界観と⼈⽣に対する哲学に共感し、詩集『野草』から第8回展のテーマを構想した。
第60回ヴェネツィア・ビエンナーレ リンク集
2024年4月20日、第60回ヴェネツィア・ビエンナーレが開幕。同ビエンナーレ史上初のラテンアメリカ出身のキュレーターとなるアドリアーノ・ペドロサが掲げる「Foreigners Everywhere(外国人はどこにでもいる)」を総合テーマの下、さまざまな領域で「Foreigner(よそ者)」扱いされてきたアーティストに焦点を当てる。ナショナル・パビリオンは、初参加のベナン、エチオピア、東ティモール、タンザニアを含む90カ国が出展。

第14回光州ビエンナーレ リンク集
2023年4月7日から7月6日まで、アジア地域を代表する現代美術の国際展として知られる光州ビエンナーレが、「soft and weak like water(天下に水より柔弱なるは莫し)」をテーマに開催。テート・モダンの国際美術部門シニアキュレーターのイ・スキョンがアーティスティックディレクターを務め、世界各地から79名/組のアーティストの作品が光州市内に展開。

釜山ビエンナーレ2022 リンク集
2022年9月3日から11月6日まで、「We, on the Rising Wave」をテーマに掲げる釜山ビエンナーレ2022が、釜山現代美術館を中心に釜山市内で開催。アートソンジェセンターの副館長を前職とするキム・ヘジュをアーティスティック・ディレクターに迎え、近代以降の釜山の歴史や都市構造の変遷に取り残された物語や隠された物語を現在との関係において振り返る。

ドクメンタ15 リンク集
2022年6月18日から9月25日まで、ドイツ中部のカッセルで5年に一度開かれる国際展ドクメンタ15が、アーティスティックディレクターを務めるコレクティブ「ルアンルパ」の掲げる「ルンブン(lumbung)」の価値観や理念をテーマに市内4地域に広がった32の会場で開催。