泉太郎、新作のためのスタディ画像 撮影地:石舞台古墳（奈良県）、畝傍山東北陵（神武天皇陵）付近の森（奈良県）、日ノ出町（横浜市）、ほか 撮影:泉太郎
Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.：泉太郎
2023年1月18日（水）– 3月26日（日）
東京オペラシティ アートギャラリー
https://www.operacity.jp/ag/
開館時間：11:00–19:00 入館は閉館30分前まで
休館日：月（祝日の場合は翌火曜日）、2/12（全館休館日）
企画担当：福島直（東京オペラシティ アートギャラリー キュレーター）
東京オペラシティ アートギャラリーでは、複雑かつ不条理なプロセスを経て立ち上がる多種多様な作品群を国内外で発表してきた泉太郎の個展『Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.』を開催する。
泉太郎（1976年奈良県生まれ）は、日常に潜む矛盾や摩擦に着目し、暗に定められたルールや我々を取り巻く環境に批判的なまなざしを向けてきた。2000年代初頭から現在にいたるまで国内外で作品を発表。主な展覧会に、『ウィンター・ガーデン：日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開』（原美術館、2009）、個展『こねる』（神奈川県民ホールギャラリー、2010）、ヨコハマトリエンナーレ2011、『リアル・ジャパネスク−世界の中の日本現代美術』（国立国際美術館、2012）、『六本木クロッシング2013展：アウト・オブ・ダウト』（森美術館）、個展『No Night, Day Neither』（ナッサウ・クンストフェライン、ヴィースバーデン、2014）、『Pan』（パレ・ド・トーキョー、2017）、『突然の子供』（金沢21世紀美術館、2017）、『Par l’amour du jeu 1998-2018』（マガザン・ジェネロウ、パリ、2018）、個展『ex』（ティンゲリー美術館、バーゼル、2020）など。
泉太郎《Cloud (pillow / raised-floor storehouse)》2020年 ©2020, Museum Tinguely Photo by Taro Izumi
Exhibition view of Taro Izumi, << Pan >>, Palais de Tokyo. Exhibition supported by SAM Art Projects. Photo by André Morin © Taro Izumi, courtesy of Galerie Georges-Philippe & Nathalie Vallois, Paris, and Take Ninagawa, Tokyo.
本展では、古墳や陵墓、ストライキ、再野生化、仮病、鷹狩におけるマニング（懐かせる）やフーディング（目隠し）ほか、数々のキーワードが絡み合う思考のプロセスと、コスプレ、キャンプ、被葬のような体験を織り交ぜ、不可知に向き合い続けるための永久機関を立ち上げる。
なお、泉は本展出品作品の新作制作支援金を募るオンラインショップを開設。現在、本展に関連する作品シリーズ「鳥黐（とりもち）」から新作をオンラインで販売している。
泉太郎、新作のためのスタディ画像 撮影地:石舞台古墳（奈良県）、畝傍山東北陵（神武天皇陵）付近の森（奈良県）、日ノ出町（横浜市）、ほか 撮影:泉太郎
泉太郎、新作のためのスタディ画像 撮影地:石舞台古墳（奈良県）、畝傍山東北陵（神武天皇陵）付近の森（奈良県）、日ノ出町（横浜市）、ほか 撮影:泉太郎
川人綾、ロンシャン ウィーン（ウィーン、オーストリア）での展示風景、2021年
Photo: ロンシャン
同時開催
project N 89 川人綾
2023年1月18日（土）– 3月26日（日）
東京オペラシティ アートギャラリー 4Fコリドール