公募|第18回 shiseido art egg

 

「新しい美の発見と創造」を活動理念に掲げる資生堂ギャラリーが、次代を切り拓く先進性をもった新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」での実現を目指す展示プランの応募を、2024年6月6日より開始する。

資生堂ギャラリーは、1919年の開廊以来長きにわたり、アートによる美しい出会いや経験を提供する活動を続けている。その活動の一環として2006年に設立された「shiseido art egg」は、新進アーティストにギャラリーの門戸をひらき、数々の表現を幅広い観客に紹介してきた。第17回は351件の応募の中から、林田真季、野村在、岩崎宏俊の展示プランが採用され、2024年1月より順次約1ヶ月間の個展を開催。現在、岩崎の個展が開催されている。第17回 shiseido art egg 賞は、すべての個展終了後、2024年6月頃(予定)に資生堂ギャラリーのウェブサイトにて発表される。

 


第17回 shiseido art egg 林田真季展


第17回 shiseido art egg 野村在展


第17回 shiseido art egg 岩崎宏俊展

 

応募はオンライン受付のみで、応募期間は2024年6月6日から6月20日17:00まで。応募資格は、日本国内在住者で国籍や年齢による制限はなし。ユニットやグループなど複数名での申し込みも可能となる。応募要項の詳細や応募用紙、開場図面のダウンロードは、公式ウェブサイトを参照。

審査は、作品の制作テーマ、クオリティー、「資生堂ギャラリーならではの空間特性を活かして何をどのように表現しようとしているのか」の3点を評価のポイントに、資生堂ギャラリーアドバイザーの伊藤俊治(美術史家/東京藝術大学名誉教授)と光田由里(美術評論家/多摩美術大学教授)、資生堂ギャラリーのキュレーターが担当し、2024年8月頃に3名(組)の入選者を決定する。入選者には、制作費補助として50万円のほか、審査員からのレビュー、ギャラリー担当キュレーターによる展示までのサポート、専門の展示スタッフによる作品展示協力、展覧会記録の作成などといった本格的なサポートを含む展覧会の機会が与えられる。2025年1月から5月(予定)にかけて開催される各入選者の個展から、さまざまなジャンルで活躍する審査員3人が shiseido art egg 賞を選出し、受賞者に賞金20万円が贈呈される。

 

資生堂ギャラリー|第18回 shiseido art egg 応募要項:
https://gallery.shiseido.com/jp/artegg/application/

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