公募|第16回 shiseido art egg


 

「新しい美の発見と創造」を活動理念に掲げる資生堂ギャラリーが、次代を切り拓く先進性をもった新進アーティストの活動を応援する公募展『shiseido art egg』での実現を目指す展示プランの応募を、2022年5月10日より開始する。

資生堂ギャラリーは、1919年の開廊以来長きにわたり、アートによる美しい出会いや経験を提供する活動を続けている。その活動の一環として2006年に設立された「shiseido art egg」は、新進アーティストにギャラリーの門戸をひらき、数々の表現を幅広い観客に紹介してきた。昨年度は243件の応募の中から、石原海、菅実花、中島伽耶子の展示プランが採用され、それぞれ約1ヶ月間の個展を開催。資生堂ギャラリーを構成する大小ふたつの空間を巨大な壁で分断し、鑑賞者の動きによって光と音のみが行き来する空間を創出した中島が第15回 shiseido art egg 賞を受賞した。

 


中島伽耶子展「Hedgehogs(はりねずみたち)」 撮影:加藤健

 

昨年度より応募はオンライン受付のみとなっており、応募期間は2022年5月10日から5月24日17:00まで。応募資格は、日本国内在住者で国籍や年齢による制限はなし。応募要項の詳細や応募用紙、開場図面のダウンロードは、公式ウェブサイトを参照。

審査は、作品の制作テーマ、クオリティー、「資生堂ギャラリーの空間でなにをどのように表現しようとしているのか」の3点を評価のポイントに、資生堂ギャラリーアドバイザーの伊藤俊治(美術史家/東京藝術大学名誉教授)と光田由里(美術評論家/多摩美術大学教授)、資生堂ギャラリー学芸スタッフ・社員審査員(社員参画プログラムの参加者)が担当し、2022年7月上旬頃に3名(組)の入選者を決定する。入選者には、制作費補助として30万円のほか、ギャラリー担当キュレーターによる展示までのサポート、専門の展示スタッフによる作品展示協力、展覧会記録の作成などといった本格的なサポートを含む展覧会の機会が与えられる。2023年1月から5月(予定)にかけて開催される各入選者の個展から、さまざまなジャンルで活躍する審査員3人が shiseido art egg 賞を選出し、受賞者に賞金20万円が贈呈される。

 

資生堂ギャラリー|第16回 shiseido art egg 応募要項
https://gallery.shiseido.com/jp/artegg/application/

 


資生堂ギャラリー「第16回 shiseido art egg」応募方法|資生堂

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