横浜BankARTが主催する「BankART school」が、今年の1〜3月期の内容を発表、受講者を募集している。曜日ごとに各講座を受け持つ講師陣には、舞踏家の上杉満代や、作曲家の野村誠、また『ネオテニー・ジャパン』展の企画に携わったアートコーディネーターの内田真由美+児島やよView More >
マガジン
ケネス・ノーランド(1924-2010)
米国の抽象画家、ケネス・ノーランドが1月5日、亡くなった。享年85歳、死因はがんとされている。ノーランドはノースカロライナ州生まれで、同州のブラックマウンテン・カレッジやパリで絵画を学んだ。同心円や逆三角形、ストライプなどをモチーフにした色鮮やかな抽象絵画で、カラーフィールドペイView More >
荒木経惟
死を思うと生のことも思うようになる。「生欲」が湧き上がってくるね。 荒木経惟の個展『遺作 空2』のオープニングの会場は、タイトルに示されるように生前葬さながら、多くの人々でごった返した。会場を埋め尽くした150点にも及ぶ最新作と、同名の写真集には、死を予感した写真家の「遺言」としView More >
最強キュレーターの中国作家インタビュー集
■Book 2009年の『ArtReview』誌にて、現代アート界で最も影響力のある人物「Power 100」のトップに挙げられたキュレーター、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト。彼が中国のアーティストたちに行なったインタビュー集『Hans Ulrich Obrist: The ChView More >
ラブラブショー展
12月12日(土)~2月14日 (日) 青森県立美術館、十和田市現代美術館 斎藤義重×菊地敦己「ポジとネガ」 青森のまだ若いふたつの美術館が協働し、作家同士だけでなく、作品とユニークな両館の建築、作品と鑑賞者の「出会い」の場を創出する。美術の諸ジャンルのみならず、音楽、漫画、デザView More >
曹斐の「RMB City 」で1周年記念集会
■Event 最も注目される中国出身アーティストのひとり、曹斐(ツァオ・フェイ)が仮想世界「セカンドライフ」内に構築した仮想都市「RMB City」。昨年の資生堂ギャラリーにおける個展でもその発展振りを見せてくれたこの都市が、1周年を迎える。これを祝う特別集会がRMB City内View More >
今週はじまる/終了する展覧会(1.4-10)
今週開始の展覧会 5日(火)スタート 絹谷幸二『生命の軌跡』 1月5日(火)〜19日(火) 東京藝術大学大学美術館 陳列館(上野) http://www.geidai.ac.jp/museum/news/news_ja.htm 6日(水)スタート 細江英公『新版・鎌鼬』(後期) View More >
中国現代芸術賞の評論家賞に王春辰
■Award 中国現代芸術賞(CCAA)は、1997年にコレクターのウリ・シグによって創設。中国人作家および評論家の国際的な活動を支援する目的で、芸術家賞と評論家賞とが隔年で授与される。昨年は芸術家賞の年で、終身成就賞が艾未未(アイ・ウェイウェイ)に贈られるなどしたが、今年は評論View More >
連載 椹木野衣 美術と時評:3
‘文化’資源としての〈外地〉——豊田市美のアジア展 『近代の東アジアイメージ——日本近代美術はどうアジアを描いてきたか』会場風景 豊田市美術館 2009年 先ごろ出た新刊著書、呉美姃(オ・ミチョン)『安部公房の〈戦後〉』(クレイン)は、なかなかに興味深い本だった。安部公房といえばView More >
3:‘文化’資源としての〈外地〉——豊田市美のアジア展
『近代の東アジアイメージ——日本近代美術はどうアジアを描いてきたか』会場風景 豊田市美術館 2009年 先ごろ出た新刊著書、呉美姃(オ・ミチョン)『安部公房の〈戦後〉』(クレイン)は、なかなかに興味深い本だった。安部公房といえば、その実験的で抽象化した文体で、15年戦争の体験を反View More >