リーマンショックが世界経済、さらには美術市場に与えた余波については語るまでもないが、そのリーマンブラザーズ自身が所有する作品が今年2010年の秋、サザビーズのオークションに出品されるようだ。すでに昨年2009年の秋にフィラデルフィアで行われたオークションで所有作品の一部を手放したView More >
マガジン
ジャッドの自宅を改装、パブリックスペースに
ドナルド・ジャッド(1928-1994)の作品を管理するドナルド・ジャッド財団は2010年6月3日、ニューヨーク、スプリング・ストリート101番地にあるジャッドの自宅を改装することを発表した。6月3日は生きていれば82歳になる、ジャッドの誕生日。 ソーホーの中心にあるこの自宅は5View More >
追悼 大野一雄 文/麿赤兒 (舞踏家・大駱駝艦主宰)
写真: 荒木経惟 存在が非在の衰弱体であることを身を持って我々に示された、奇蹟の舞踏家である。 土方巽と共に一方の舞踏の始祖として103歳という命を生き、 その横たわった死の姿もまた舞踏である。 その姿は我々舞踏の使徒にとって大いなる慈悲の光であるとともに、 胸元に突きつけられたView More >
大野一雄死去 (1906-2010)
国内外でアーティストの死去が続く。 2010年6月1日、舞踏家大野一雄が呼吸不全のため亡くなった。103歳。 舞踏の第一人者として世界で活躍。100歳になった2007年にもガラ公演「百花繚乱」で踊りを披露するなど最後まで現役として舞踏家人生を全うした。
デニス・ホッパー死去 (1936-2010)
2010年5月29日、前立腺癌の合併症で俳優デニス・ホッパーが74歳で亡くなった。折しも今夏ロスアンジェルス現代美術館で開催予定の『デニス・ホッパー:ダブルスタンダード』展が準備中であった。 この展覧会は去る1月に館長任命が公になるや論議を醸したニューヨークのギャラリー、ダイチ・View More >
笹本晃インタビュー: ハドロンとしてのインスタレーション/パフォーマンス
インタビュー・文/ 大舘奈津子(編集部) Secrets of My Mother’s Child performance still of installation/performance, 2009 Photo by Arturo Vidich, Courtesy of thView More >
『Alternative Humanities – 新たなる精神のかたち ヤン・ファーブルx舟越桂』
『Alternative Humanities – 新たなる精神のかたち ヤン・ファーブルx舟越桂』 2010年4月29日- 8月31日 金沢21世紀美術館 Left: Jan Fabre – Self-portrait of the hanged (1999). FView More >
光州ビエンナーレはイメージの命について考察
Unidentified Prisoner, Tuol Sleng Prison, Phnom Penh, Cambodia, 1975-79, photograph, © The Tuol Sleng Museum of Genocide, Cambodia/Doug NiveView More >
笹本晃インタビュー: ハドロンとしてのインスタレーション/パフォーマンス (2)
ARTiT 今回のように美術館でパフォーマンスをすることで見えることはありますか。場所および観客といった外的環境はどのようにパフォーマンスに影響しますか。 SA 美術館は普段は目に見えないルールがあって、それがパフォーマンスによって可視化されました。こうした制限は自分にとってどちView More >
特別寄稿 追悼 ルイーズ・ブルジョワ 文/天野太郎(横浜美術館主席学芸員)
Louise Bourgeois inside Articulated Lair (Collection Museum of Modern Art, New York) in 1986. Photo Peter Bellamy, courtesy Hauser & WiView More >