丹念なリサーチに基づく映像作品やインスタレーションを通じて、時間や記憶や歴史の紡ぐ先を探求してきたアーティスト、フィオナ・タンによる同ギャラリー10度目の個展。改暦により生じた欠落の期間を刻んだ7枚のガラスパネルを天井から吊り下げたインスタレーションを発表。

フィオナ・タン「Lost Time」@ ワコウ・ワークス・オブ・アート
2025年9月12日 - 10月25日
2025年9月12日 - 10月25日
丹念なリサーチに基づく映像作品やインスタレーションを通じて、時間や記憶や歴史の紡ぐ先を探求してきたアーティスト、フィオナ・タンによる同ギャラリー10度目の個展。改暦により生じた欠落の期間を刻んだ7枚のガラスパネルを天井から吊り下げたインスタレーションを発表。
2025年9月21日 - 10月19日
劇場空間と現代美術の融合による新しい表現を展開する独自の企画シリーズ「KAAT EXHIBITION」の10回目の企画として、「いびつに絡まりあう生命」をテーマに作品を制作している大小島真木による劇場初の個展を開催。会場全体を世界各地で再生のシンボル、そして生死を超えて私たちを包みこむこの世界そのもののメタファーとして信仰されてきた「胞衣」に見立て、その内奥に「祈り」の場の創出を試みる。
2025年9月20日 - 12月21日
国内外で活動する20組による絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションといったさまざまな表現を「ゴースト」というキーワードを通して紹介し、見えるもの・見えないものが生み出す謎めいた魅力を探る。
2025年9月13日 - 10月19日
高知県および高知県立美術館が、科学分析調査の報告書および証拠資料全体に基づく検討の結果、贋作と判断し、発表した《少女と白鳥》を改めて公開し、購入・収蔵の経緯や実施した科学分析の内容もあわせて紹介することで、さまざまな角度から本作について「再考」する。
2025年9月13日 - 12月7日
2023年能を主題とした制作に取り組み始めた菅は、能舞台の空間性に注目し、とりわけ舞台に描かれる松の絵に着目。本展では、松をめぐる文化史を主題に据え、自然豊かな立地にある同館の環境や久万高原町の歴史と響き合う展示構成となる。
2025年9月12日 - 9月27日
生活や制作の中で生じた些細な疑問や引っ掛かりを起点に、写真・映像をはじめとしたさまざまな表現形態を用いて制作を行なう澤田華による個展。日常的に撮影・保存してきた写真や動画、スクリーンショットやメモを素材に、デバイス上で再生・操作する行為そのものを作品化した映像シリーズを展示。
2025年9月20日 - 11月23日
9月20日より、「The Three-Legged Cat(三本足の猫)」をテーマに、第18回イスタンブール・ビエンナーレの第1期が開幕。クリスティン・トーメをキュレーターに迎えた第18回展は、会期の枠組みを2025年から2027年までの3年間にわたる3期構成に大幅に変更。第1期は、昨年末の公募を通じて選ばれた47名のアーティストが、ベイオール地区の徒歩圏内に点在する8カ所の会場で作品を発表する。
2025年9月15日 - 9月20日
愛知県名古屋市のメニコン シアターAoiのある株式会社メニコン本社社屋を舞台に、社員や劇場スタッフが観客を引率し、舞台裏など普段は立ち入れない場所へと誘うツアー型のパフォーマンスを実施。観客は、日常と非日常が交錯する中で、見慣れた景色のずれや一風変わった場面に出合うことになる。
2025年9月6日 - 2026年1月11日
ヴェネツィア・ビエンナーレに次ぐ歴史を誇るサンパウロ・ビエンナーレの第36回展が、「Not All Travellers Walk Roads – Of Humanity as Practice」をテーマに、イブラピエラ公園内のシッシロ・マタラッツォ・パビリオンを舞台に開幕。
2025年9月2日 - 11月3日
菊畑茂久馬没後5周年を記念し、全国の美術館が所蔵する菊畑作品を各館主催の展覧会の中で展示し、その情報を横断的につないで発信するプロジェクト「LINKS-菊畑茂久馬」のひとつ。福岡市美術館が所蔵する《天動説》に至るまでの版画と絵画作品に加え、〈ルーレット〉シリーズを公開する。
2025年9月4日 - 9月15日
上原沙也加が大学の卒業制作として東京で生活しながら沖縄へと通う中で撮影されたシリーズ〈白い季節〉(2016)を展示。その後〈The Others〉(2016–2021)や、写真集『眠る木』(2022)へと展開する、上原の写真表現の原点とも言える本シリーズは、「消費物として作り上げられたオキナワのイメージ」への「遠さ」を抱えながら撮影された。
2025年9月13日 - 10月6日
横浜市民ギャラリーが毎年同時代の表現を紹介、考察してきた展覧会企画「新・今日の作家展」。2025年度は、物事の本質や人情の機微に巧みに触れる、という意味を持つ「穿つ」をキーワードに、、畑山太志、早川祐太、松原茉莉の作品を紹介する。