もともとは商業広告などに使う商品(モノ)を撮影する言葉として用いられた「ブツドリ」をテーマに、重要文化財である明治期の写真原板、文化財写真、静物写真、広告写真、現代のアーティストによる写真作品など、200点以上の写真を6章構成で、幕末や明治の写真から1920、30年代のピクトリアリズム、新興写真、前衛写真などと、現代の写真作品を並置しながら紹介。
恩地孝四郎
月映 つきてるつちにつどいたるもの
1914年9月、3人の美術学生、田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎によって刊行された木版画と詩の作品集『月映(つくはえ)』。心の内面を見つめ、しずかに映しだすように生み出された珠玉の作品を、刊行から110年となるのを記念して一堂に展示します。 ただひとつ残された私輯(ししゅう)『月View More >