坂口恭平日記《熊本市現代美術館》

熊本出身・在住の坂口恭平は、写真集『0円ハウス』をはじめ、小説やエッセイを数多く発表。その創造は留まることがなく、音楽や絵画、畑での農作にまでいたっています。本展では、パステル画を中心に、坂口の思考と創造の営みを紹介することによって、私たち自身の生きる日々を見つめ直します。


 

会場構成

パステル画

坂口恭平は、2020年5月より毎日のようにパステル画を描き続けています。パステル画に描かれているのは彼が訪れた場所であり、彼がみた風景です。追いかけるようにして、多くの人が「今日のパステル画」をSNS上で見続けてきました。本展では、パステル画の所蔵者・約200人による協力のもと、坂口恭平がこれまでに描いてきたパステル画のうち、約650点を展示します。

 

アトリエ

会場内に一時的な坂口恭平のアトリエを設けます。服や椅子、ギターといった自分で作った物や道具、お気に入りの作品、読んできた本や画集などが並びます。ときには坂口恭平が何か制作しているかもしれません。

 


 

坂口恭平  Kyohei Sakaguchi

1978年熊本生まれ、熊本在住。写真集『0円ハウス』(リトルモア、2004)でデビューし、その後もモバイルハウスの建設や独立国家を起ち上げるプロジェクトなどを実施。自身の経験に基づく小説やエッセイも数多く発表しています。その創造は留まることがなく、ドローイング、エッセイ、音楽、アクリル、電話相談、小説、陶芸、料理、畑、パステル、水墨、油彩……など、広がり続けています。近年では、執筆と併行して制作も毎日のように続けています。

 


展覧会情報

[展覧会会期]2023年2月11日(土・祝)~ 4月16日(日)
[休館日]火曜日、3月22日(水)*ただし3月21日(火・祝)は開館
[開館時間]10:00~20:00
[会場]熊本市現代美術館
[観覧料]
一般:1,100(900)円
シニア〔65歳以上〕:900(700)円
学生〔高校生以上〕:600(500)円
中学生以下:無料
※各種障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)をご提示の方と付き添いの方1名は無料※( )内は前売/20名以上の団体/電車・バス共通1日乗車券、市電緑のじゅうたんサポーター証、熊本県立美術館友の会証、JAF会員証をご提示の方

[チケット取扱い]熊本市現代美術館、ローソンチケット[Lコード番号:82797]、セブンチケット[セブンコード:098-778]

[主催]熊本市現代美術館(熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団)、熊本日日新聞社

[助成]一般財団法人地域創造、公益財団法人 DNP 文化振興財団、日本財団

[後援]熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、J:COM熊本、エフエム熊本、FM791

[美術館ホームページ]https://www.camk.jp/exhibition/sakaguchikyohei/

Copyrighted Image