どこかで?ゲンビ 久保寛子「ヒト新世-Anthropocene-」 @ヱビデンギャラリー

(参考)久保寛子《オリオンの沈む処》2021

平和大通り沿いのショーウィンドウで、広島を拠点に活動する若手作家を紹介

美術館が改修工事にともなう休館のあいだ、平和大通り沿いのヱビデンギャラリーで広島を拠点に活動する若手作家の作品展示をおこないます。第2弾で紹介するのは広島市在住の作家・久保寛子。久保は近年、先史芸術や民族芸術、文化人類の学説に取材しながら、生活に身近な素材を用いて農耕や偶像をテーマに作品制作を行ってきました。私たちの目に見慣れたものが、久保の手によってスケール感大きく立ち上げられる光景は圧巻です。今回はブルーシートを素材にして、ショーウィンドウのなかに巨大な絵巻物を展開します。

 

久保寛子(くぼ・ひろこ)
1987年広島県生まれ。広島市立大学芸術学部彫刻専攻を卒業後、テキサスクリスチャン大学美術修士課程修了。先史芸術や民族芸術、文化人類の学説に取材しながら、生活に身近な素材を用いてスケール感の大きなインスタレーションを展開している。主な展覧会に「さいたま国際芸術祭」(2020)、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」、「いのち耕す場所−農業がひらくアートの未来」(青森県立美術館、2019)、「まつり、まつる」(スパイラルガーデン[東京]、2018)、「瀬戸内国際芸術祭2016」など。2017年「六甲ミーツ・アート公募大賞」グランプリ受賞

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どこかで?ゲンビ 久保寛子「ヒト新世-Anthropocene-」
会期|2022年1月21日(金)~4月21日(木)
会場|ヱビデンギャラリー(広島市中区中町8-8
※会期中無休、観覧無料
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改修工事中につき、ただいま休館中(リニューアルオープンは2023年3月予定)
休館中の活動は、ゲンビ休館中特設サイトで!

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