本展は、「印象派の先駆者」「印象派の父」と呼ばれる19世紀フランスの画家ウジェーヌ・ブーダン(1824-1898)の画業を紹介する展覧会です。ブーダンは故郷ノルマンディーの空、海景、牧場の牛などをみずみずしい色彩と軽快な筆運びで表現したことで知られます。戸外で自然をじかに観察しながら、うつろいやすい光や大気を描写する制作手法は、若きクロード・モネをはじめとする当時の画家たちに大きな影響を与え、やがて印象派の誕生につながっていきます。特に空や雲の表現は詩人ボードレールに「気象学的美の世界」と評され、バルビゾン派の画家コローに「空の王者」と称賛されています。
日本では30年ぶりの本格的な展覧会となる今回は、人物や建築モチーフなどにも焦点を当てつつ、油彩、素描、パステル、版画などの約100点の作品により近代風景画の発展に大きく寄与したブーダンの魅力を新たな視点で問い直します。
《干潮》1884年 油彩/カンヴァス 117×161cm サン=ロー美術館©Musée d’art et d’histoire de Saint-Lô, Pierre-Yves Le Meur




会期/2026年11月28日(土)− 2027年1月31日(日)
休館日/月曜日(12/7、12/14、1/11を除く)、年末年始(12/28~1/4)、1/12(火)
開館時間/午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場/群馬県立近代美術館 展示室 1
観覧料/一般1,200(960)円、大高生600(480)円 *( )内は20名以上の団体割引料金 *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその付添1名は無料 *インターネット割引券またはちらし割引券どちらかをご提示で、2名様まで100円割引でご覧になれます。他の割引とは併用できません。インターネット割引券は群馬県立近代美術館のInstagram、X、Facebookに掲載されます。
主催/群馬県立近代美術館
協力/日本航空
後援/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
監修/ローラン・マヌーヴル
関連イベント/群馬県立近代美術館のサイトをご覧ください。
