
花や薬草などを科学的に正確に、また美しく記録したボタニカル・アート。18世紀から19世紀に大英帝国として大きく躍進したイギリスは、世界各地で植物を採集して持ち帰り、果物や野菜を栽培することで食文化を豊かに発展させていきました。
本展では、20万点を超える世界最大級のボタニカル・アートコレクションを収蔵する英国キュー王立植物園の協力のもと、野菜や果物、茶、ハーブといった食用の植物画を出品するほか、食卓を飾るティーセットやレシピ本等を加えて約200点を紹介します。イギリスの歴史や文化を、食を巡る植物の物語としてひも解いてみましょう。
展覧会名:開館50周年記念 英国キュー王立植物園 「おいしいボタニカル・アート」 食を彩る植物のものがたり
Royal Botanic Gardens, Kew Botanical Art and the Development of Delicious Food
会期:2024年7月13日(土)-8月25日(日)
休館日:毎週月曜(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)
会場:群馬県立近代美術館
観覧料:一般900(720)円、大高生450(300)円
*( )内は20名以上の団体割引料金
*中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主催:群馬県立近代美術館
後援:ブリティッシュ・カウンシル
協力:日本航空
特別協力:英国キュー王立植物園
企画協力:ブレーントラスト
関連事業
◎講演会 申込不要、参加無料
「文学とアートから見るイギリスの食事」
日程:7月27日(土)午後2時-3時30分
講師:小林晶子氏(SOMPO美術館上席学芸員)
場所:2F講堂
日程:7月27日(土)午後2時-3時30分
◎学芸員による作品解説会 申込不要、要観覧料
8月10日(土)、8月21日(水)午後2時-3時
場所:展示室1
詳細は館HP をご覧ください。https://mmag.pref.gunma.jp/