アートフェア東京2015

2015年3月20日より、古美術から近現代の作品まで扱う約140軒のギャラリーやパートナーが集うアートフェア東京2015が、東京国際フォーラム 展示ホールで開催される。

現代美術を中心に扱う約40軒のギャラリーが出展するサウスウィングでは、企画展示セクションのアーティスティックプラクティスとして、「琳派はポップ/ポップは琳派」、「ヴェネツィアがみた日本の現代アート」の特別企画を行なう。前者は、誕生から400年を迎える琳派と関連づけた展示で、金氏徹平、蜷川実花らの作品を紹介する。後者はヴェネツィア・ビエンナーレの「アペルト」に参加した森村泰昌や宮島達男から、束芋や塩田千春といった近年の参加作家の作品を展示する「多様性の中の現在」展(ドイツ銀行グループのブースでは田中功起の展示、SCAI THE BATHHOUSEの土屋信子によるプロジェクトも行なう)と、「もの派」と呼ばれる作家の中から1970年から2000年までにヴェネツィア・ビエンナーレに参加した遠藤利克、小清水漸、菅木志雄、戸谷成雄、村岡三郎の作品を展示する「「もの派」から辿る20世紀」展(周辺ブースの双ギャラリーでは関根伸夫と菅木志雄、ケンジタキギャラリーでは若林奮も展示)からなる。

会期中には、文化庁と野村総合研究所が主催する「キュラトリアル・サミット&リサーチ・プログラム CSR」を三回に分けて開催。飯田志保子や服部浩之、遠藤水城、堀川理沙らが登壇する。そのほか、中野仁詞と蔵屋美香が登壇するトーク「ヴェネツィア・ビエンナーレ 国際美術展 日本館のキュレーティングができるまで」などの数多くのイベントを開催。また、パークホテル東京を会場に、角田俊也、ヌケメバンド、山川冬樹のパフォーマンスや、泉太郎の映像プロジェクション、山下拓也の展示などからなる「CAMPARI Presents Park Night 2015:Meteorites」をはじめ、関連イベントも多数。詳細は公式ウェブサイトを参照。

アートフェア東京2015
2015年3月20日(金)-3月22(日)
http://artfairtokyo.com/
※ファーストチョイス、オープニングプレビュー:3月19日(木)要招待状

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