2013年6月28日、香港の西九文化区管理局(WKCDA)は同地区に建設予定の美術館ミュージアム・プラス(通称「M+」)の設計に、ヘルツォーク&ド・ムーロンとテリー・ファレルを指名した。
同美術館は、香港の芸術文化の中心地を目指す西九文化区に建設され、20世紀及び21世紀のヴィジュアルカルチャーを扱う美術館を目指し、2017年の完成を予定している。昨年既に発表されているように、ディレクターは元テート・モダン館長のラース・ニッティヴェが務め、中国現代美術のコレクターとして有名なウリ・シグの包括的なコレクションの寄贈も決定している。
今回の設計コンペの最終候補には、SANAA(妹島和世+西沢立衛)、坂茂、伊東豊雄(+ベノイ株式会社)、レンゾ・ピアノ、スノヘッタが残っていた。
関連記事
香港建設予定の美術館「M+」、最終候補に日本勢多数(2012/12/10)
香港、西九文化区の『M+』のディレクターに、元テート・モダン館長(2012/06/24)
ウリ・シグ・コレクションが香港に建設予定の美術館「M+」へ寄贈(2012/06/14)