『コーチ=ムジリス・ビエンナーレ 2012』の詳細発表


Renovated Durbar Hall, Central Gallery
2012年1月28日、コーチ・ビエンナーレ財団は『コーチ=ムジリス・ビエンナーレ2012』の日程および詳細を発表した。

インド初となるビエンナーレは2012年12月12日から2013年3月13日まで開催される。
参加アーティストは80人程度を予定、そのうちの一部が発表された。アルフレッド・ジャー、アマル・カンワル、アトゥール・ドディヤ、バニ・アビディ、フィオナ・タン、ギタンジャリ・ラオ、キラン・スッバイア、ランビール・カレカ、ロヒニ・デヴァシャー、シュレヤス・カール、スリニヴァサ・プラサード、スボード・グプタ、スレンドラン・ナーヤル、タルール・L.N.、ワンゲチ・ムトゥ、ザキール・フセイン。

コーチ・ビエンナーレ財団の設立者のひとりで今回のキュレーターでもあるリヤス・コムは記者会見において、コーチで開催することの重要性を訴えた。南インド、ケララ州にあるコーチは、古くから人々で賑わう国際的な貿易港として栄えており、あらゆる交流の拠点として、国境や人種などといった境界線がはっきりしていない点が、特にインド初のビエンナーレの場所としてふさわしいことを強調した。そうした意味からコーチの町自体が『コーチ=ムズリム・ビエンナーレ2012』のコンセプトを構成する重要な要素であると語った。
現在、会場となる市内にあるダーバーホール(宮廷の謁見の間)が改装されるなど年末の開催に向けて準備が進んでいる。

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