冬季五輪「最速のそりに最速のアート」

■Event


撮影:田附勝

日本リュージュチームは、2010年2月に開催される冬季オリンピックバンクーバー大会に、日本チームとして初の試みとなる新型そりで競技に臨む。これは今回、宇宙研究開発機構(JAXA)と東京大学とが、航空宇宙の技術を応用・改良して誕生した。
さらに、現代美術作家の中村哲也がその表面にアートを施す。中村はこれまでも「スピード」をテーマに超高速で走っているかのような立体作品や、ペイントパターンを創り出してきたアーティスト。氷上競技最速(最高時速約150キロ)で滑走する同競技に向けて「最速のそりに最速のアート」を表現する。
これに合わせてリュージュ日本チームのそり、ヘルメット、レーシングウエアや、出場選手の紹介、そりの開発説明などを展示する展覧会も東京で開催される。

『バンクーバー冬季五輪出場 氷上最速リュージュ』展
会期:1月22日(金)〜 2月28日(日)
   9:30〜24:30 (ガレリア営業時間は11:00-21:00)
会場:東京ミッドタウン ガレリア 1F特設スペース
入場無料
http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/2009/3678.html

第21回オリンピック冬季競技大会
http://www.joc.or.jp/vancouver/

Copyrighted Image