今和次郎 採集講義 @ 青森県立美術館


「新時代の生活方向 家庭の各員の生活マヂノ線を防備しませう ②主人」
(1940). 工学院大学図書館所蔵

今和次郎 採集講義
10月29日(土)–12月11日(日)
青森県立美術館
http://www.aomori-museum.jp/

弘前市に生まれ、「考現学」の創始者、民家研究者として知られる建築家、今和次郎の初の本格的な回顧展『今和次郎 採集講義』が青森県立美術館にて開催される。
今は生涯を通して、都市と地方を行き交いながら、そこに生きる人間の暮らしをつぶさに見つめ、その暮らしに根ざした「生活芸術」の表現を追究した。本展覧会は、彼の残した膨大かつ多彩な資料の中から、スケッチ、写真、調査資料、建築、デザイン図面等の展示、さらに模型などの再現を通してユニークな活動を紹介する。
なお、同じく青森の国際芸術センター青森では、今の提唱した「考現学」をキーワードとした展覧会を開催している。今年7月から始まった第1期「衣食住から社会をまなざす」が終わり、10月23日より第2期「観察術と記譜法」が始まる。

『再考現学 / Re-Modernologio – phase 2: 観察術と記譜法』
10月23日(日)− 12月18日(日)
青森公立大学 国際芸術センター青森
http://www.acac-aomori.jp/

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『再考現学 / Re-Modernologio – phase 1: 衣食住から社会をまなざす』@ 青森公立大学 国際芸術センター青森(2011/07/21)

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