与えられた形象―辰野登恵子/柴田敏雄 @ 国立新美術館


Above: 辰野登恵子「Red Line・Blue Line」2004年 国立国際美術館蔵.
Below: 柴田敏雄「埼玉県秩父市」2007年 東京国立近代美術館蔵

『与えられた形象―辰野登恵子/柴田敏雄』
2012年8月8日(水)–10月22日(月)
国立新美術館
http://www.nact.jp/
開館日時:水-月 10:00-18:00(金曜は20時まで)※入場は閉館30分前まで

日本を代表する抽象画家として30年以上にわたり第一線で活躍する辰野登恵子と、大判カメラを用いたモノクローム写真の「日本典型」シリーズなどにより国際的な評価を得ている柴田敏雄の二人展『与えられた形象―辰野登恵子/柴田敏雄』が国立新美術館にて開催される。
東京藝術大学油画科に同級生として在学していた辰野と柴田は、同じく同級生の鎌谷伸一とともにコスモス・ファクトリーを結成する。当時は、アンディ・ウォーホルやロバート・ラウシェンバーグの影響を受けて、写真製版によるシルクスクリーンをいち早く試みているが、その後、二人は異なる活動領域に専念していく。
本展では、70年代の学生時代から現在に至る二人の作品の中から、代表的な作品やシリーズを中心に、基本的にはそれぞれの作家の特質を明らかにする形で紹介する。

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