『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』
2月25日（土）より全国順次公開
http://pina.gaga.ne.jp/
2009年6月30日に急逝した世界的舞踏家、演出・振付家のピナ・バウシュ。生前、彼女とともに映画制作を約束した映画監督ヴィム・ヴェンダースによる『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』が全国16都市の映画館にて2月25日より順次公開される。
1973年にヴッパタール・バレエ団の芸術監督に就任したピナ・バウシュは、同バレエ団をヴッパタール舞踏団（タンツテアター・ヴッパタール）と改称し、ダンスと演劇を融合した新しい作品を生み出していく。以後、『カフェ・ミュラー』『春の祭典』『コンタクトホーフ』など数多くの作品を発表し、世界各地で数々の賞や名誉を受ける。
本作は、ヴィム・ヴェンダースが最新の３D映像技術を用いて、ピナとヴッパタール舞踏団の世界の再現を試みた野心的な作品である。昨年の第24回東京国際映画祭のほか、ベルリンやトロントなど世界各地の映画祭でも注目を集め、2012年1月19日に発表された本年度のアカデミー賞外国語映画賞の最終選考にも残っている。