シンプルなかたち展:美はどこからくるのか @ 森美術館


アンリ・マティス「「ジャズ」9 形態」1947年 所蔵:神奈川県立近代美術館

森美術館リニューアル・オープン記念
シンプルなかたち展:美はどこからくるのか
2015年4月25日(土)-7月5日(日)
森美術館
http://www.mori.art.museum/
開館時間:10:00-22:00(火曜は17:00まで)入館は閉館30分前まで
会期中無休
※4/25(土)は「六本木アートナイト2015」開催に伴い翌朝6:00まで開館
5/5(火・祝)は22:00まで開館

森美術館は、古今東西の「シンプルなかたち」約130点を通して、地理的なひろがりと歴史的なつながりを示しながら普遍的な美を問い直す企画展『シンプルなかたち展:美はどこからくるのか』を開催する。

本展は、フランスのポンピドゥー・センター・メスが開館4周年を記念し、エルメス財団との共同で実現した企画の巡回展。同館の企画としては初めての日本巡回となる。ポンピドゥー・センター、ピカソ美術館、ル・コルビュジエ財団、パリ工芸博物館、ケ・ブランリ美術館、国立自然史博物館などのコレクションから、先史時代の石器から現代美術まで、また美術や工芸、デザインのみならず、考古学、生物学、数学、物理学、機械工学に至るまで、時代やジャンルを越えた「シンプルなかたち」を一堂に展示する。

さらに、上述したコレクションに加え、仙厓の円相図や円空仏、長次郎の黒樂茶碗や二月堂の根来のお盆、さらに、グザヴィエ・ヴェイヤン、エマニュエル・ソーニエ、大巻伸嗣の新作インスタレーション、田中信行、黒田泰蔵の新作など、森美術館のために再構成された展示内容となる。(いくつかの作品は会期中に展示替えあり)

会期中には、本展キュレーターのジャン・ド・ロワジー(パレ・ド・トーキョー プレジデント)と南條史生(森美術館館長)によるトークセッションや、出展作家によるアーティストトークなどが開催される。

なお、銀座メゾンエルメス フォーラムでは、関連企画『線を聴く』展が4月24日から7月5日まで開催している。


Above: 作者不詳「バード・ストーン」制作年不明 アーレンベルグ・コレクション、スイス
Below: 仙厓「円相図」江戸時代後期(19世紀)所蔵:福岡市美術館(石村コレクション)

関連イベント
トークセッション「『シンプルなかたち展』を企画者自ら語る」
ジャン・ド・ロワジー(パレ・ド・トーキョー プレジデント)
南條史生(森美術館館長)
2015年4月25日(土)13:30-15:30(開場:13:00)
会場:アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
定員:150名(要予約)
料金:1,000円(一般)、MAMCメンバー無料
※日英同時通訳付
※申込は森美術館ウェブサイトより

アーティストトーク「MY WORK」第1回
出演:カールステン・ニコライ、グザヴィエ・ヴェイヤン
2015年4月25日(土)19:00-21:00(開場:18:30)
会場:森美術館展示室内
定員:80名(要予約)
料金:無料(要展覧会チケット)
※日英同時通訳付
※申込は森美術館ウェブサイトより

アーティストトーク「MY WORK」第2回
出演:大巻伸嗣、黒田泰蔵
2015年6月13日(土)14:00-16:00(開場:13:30)
会場:森美術館展示室内
定員:80名(要予約)
料金:無料(要展覧会チケット)
※日英同時通訳付
※申込は森美術館ウェブサイトより

音楽ワークショップ「円相から演奏まで」
出演:マイケル・スペンサー(日本フィルハーモニー交響楽団コミュニケーション・ディレクター)
2015年5月12日(火)18:30-21:30(受付開始:18:30)
会場:森美術館展示室内
定員:40名(要予約/抽選)※高校生以上
料金:2,000円(高校生以上)、MAMCメンバー無料
※日英同時通訳付
※申込は森美術館ウェブサイトより

そのほかの関連イベントは美術館公式ウェブサイトを参照。

「線を聴く」展
2015年4月24日(金)-7月5日(日)
銀座メゾンエルメス フォーラム
http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/

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