竹﨑和征『続・東海道 新風景』@ ミサコ&ローゼン


54 (2010) Courtesy of the artist and The Vangi Sculpture Garden Museum / MISAKO & ROSEN

竹﨑和征『続・東海道 新風景』
8月7日(日)–9月11日(日)
ミサコ&ローゼン
http://www.misakoandrosen.com/
開廊時間:火–土 12:00–19:00/日 12:00–17:00

ミサコ&ローゼンは2009年以来2回目となる竹﨑和征の個展『続・東海道 新風景』を開催する。
現在東京を拠点に制作活動を行う竹﨑は、2000年に「VOCA展2000 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」(上野の森美術館)に出品。その後も国内外で継続的に作品を発表し、昨年も再びVOCA展2010に出品している。
本展は、静岡県の三保、由比、千本浜、戸田の風景をモチーフとし、東海道を再考する可能性を探求した作品で構成されている。竹﨑が訪れた土地で体感した経験やそれとはまったく関係のない別の風景を複合的に織り交ぜることにより作り出された作品群はインスタレーション的な手法によって絵画の拡張を図る。現在開催中の『東海道 新風景 — 山口晃と竹﨑和征』(ヴァンジ彫刻庭園美術館)に出品された作品群が「水」を主要なテーマとして扱っているのに対し、本展では「空」や「光」といった要素を抽象的に捉える試みとなっている。

東海道 新風景ー山口晃と竹﨑和征
4月24日(日)-8月30日(火)
ヴァンジ彫刻庭園美術館
http://www.vangi-museum.jp/

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