『長谷川豪展 スタディとリアル』@ TOTOギャラリー・間


「森のなかの住宅」2006年, 長野県北佐久郡.
© 長谷川豪建築設計事務所

『長谷川豪展 スタディとリアル』
1月14日(土)–3月24日(土)
TOTOギャラリー・間
http://www.toto.co.jp/gallerma/
開館日時:火–土(祝日は休館、ただし、2月11日は開館)
11:00-18:00(金曜は19時まで)

若手建築家、長谷川豪の展覧会『スタディとリアル』が、TOTOギャラリー・間にて開催される。
長谷川は、2006年、デビュー作「森のなかの住宅」にて、切妻屋根の下に束材で支えられた切妻型の小屋裏を創出することで、その独特な空間感覚を印象づける。その後も「桜台の住宅」(2006年)、「練馬のアパートメント」(2010年)、「森のピロティ」(2010年)などを手掛け、高い評価を受けている。
本展では、これまでに手掛けた11のプロジェクトを、それぞれの計画に応じたスケールの模型やスケッチによって、周辺環境との関係性を含めて紹介する。また、中庭に建てられる「石巻の鐘楼」は、本展を機に立ち上げられたプロジェクトで、会期後には東日本大震災で被害を受けた石巻市にある幼稚園に移築される。
展覧会タイトルの『スタディとリアル』には、プロジェクトを通してさまざまな現実に直面するなかで、能動的に考え、学ぶことを繰り返しながら、自身を成長させ、建築の質を高めていくという姿勢を伺うことができる。
会期中、2月10日(金)には建築会館ホールにて長谷川豪講演会が予定されている。

長谷川豪講演会 スタディとリアル
2月10日(金)18:30-20:30(予定)
会場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
参加方法:事前申込制(申込締切:1月22日)抽選の上、2月3日(金)までに結果が連絡される。
定員:350名
参加費:無料

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