ケリス・ウィン・エヴァンス @ タカ・イシイギャラリー


Cerith Wyn Evans, Bergen Kunsthall, Bergen, Norway, 4 February – 27 March 2011 © the artist. Photo: Thor Brødreskift / Courtesy Bergen Kunsthall

ケリス・ウィン・エヴァンス
2月26日(土)-3月26日(土)
タカ・イシイギャラリー
http://www.takaishiigallery.com/

ウェールズ出身でロンドンを拠点に活動するケリス・ウィン・エヴァンス(b.1958)のタカ・イシイギャラリー二度目の個展が開催される。ネオン、鏡、写真、映像、照明、テキスト、ファウンドオブジェクトや音など、さまざまなメディアを用いるエヴァンスは、今回、自動演奏される3つのガラス製フルート作品、松尾芭蕉の一句を基にしたネオン・テキスト作品、ベルギーのアーティスト、マルセル・ブロータスが翻訳したマラルメの著作を用いた作品から織りなす「対話」を展開する。昨年も妹島和世がディレクターを務めた第12回ヴェネツィア建築ビエンナーレやニューヨークのグッゲンハイム美術館をはじめ、数多くの国際的な展覧会に参加し、日本国内においても、あいちトリエンナーレ(2010年)、森美術館(2009年)、横浜トリエンナーレ(2008年)、現代美術センター・CCA北九州(1997, 2007)などに出展している。
なお、エヴァンス自身の招待により音楽家・灰野敬二のライブ・パフォーマンスが2月26日オープニング当日19:30より同ギャラリーにて無料で行われる。

昨年10月の本誌「文学」特集より
ケリス・ウィン・エヴァンス インタビュー:今この場において(ヒック・エト・ヌンク)——翻訳(トランスレーション)の向こう側の錯乱(デリリアム)

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