Local Prospects 3-原初の感覚 @ 三菱地所アルティアム


木下由貴「無題(「内在の遠景」より)」2014年 タイプCプリント ©KINOSHITA Yuki

Local Prospects 3-原初の感覚
2017年11月11日(土)-12月3日(日)
三菱地所アルティアム
http://artium.jp/
開館時間:10:00-20:00
会期中無休

三菱地所アルティアムは、九州・沖縄とその周辺地域を拠点とする作家を紹介する展覧会シリーズ『Local Prospects 3』を開催する。出品作家は、木下由貴、平川渚、山下耕平、三輪恭子の4名。

3度目の開催となる本展のテーマは「原初の感覚」。自らの身体感覚や内なる感情、原初的な衝動とともにある表現に焦点を当てる。木下由貴(1986年佐賀県生まれ)は、写真を通じて、自身に内在する風景を探求している。本展会期中に福岡市南区にて新作個展を開催予定。平川渚(1979年大分県生まれ)は、糸や布を解き/編みつづけることで身体の拡張を試みる。本展に先立ち、夏には福岡市中央区のkonya-galleryにて「編みもの/物語をほどくワークショップ」を開催した。山下耕平(1984年兵庫県生まれ)は、自身を深く見つめ、衝動や葛藤などの感情の揺れを絵画で表現してきた。公募枠の審査を通過した三輪恭子(1982年宮崎県生まれ)は、インスタレーションやドローイングを通じて、自分自身や他者の記憶から「いつか」の原風景を掬い出す。

会期中には、アーティストトークのほか、横浜市民ギャラリーあざみ野の主席学芸員の天野太郎によるアーティストのための実践講座「アーティストのサバイバル術」in Fukuokaを開催する。


山下耕平「知らない道、迷走、時間がない」2014年 66×55cm アクリル、カラーインク、パネル ©YAMASHITA Kohei


平川渚「地面を編む」2013年 Photo by Richi Owaki ©HIRAKAWA Nagisa


三輪恭子「パーソナル・ハッピーマーク」2016年 33.3×24.3cm 紙にパステル、ペン、テキスト ©MIWA Kyoko

関連イベント
オープニングレセプション《作家来場》
2017年11月11日(土)18:30-20:00
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F)
※参加無料、予約不要

編みもの/物語をほどくワークショップ 既に終了
2017年7月22日(土)10:30-17:00
会場:konya-gallery(紺屋2023内/福岡市中央区大名1-14−28 第一松村ビル2F)
※参加無料、予約不要

アーティストトーク〈山下耕平・三輪恭子〉
2017年11月12日(日)16:00-(1時間程度)
会場:会議室(イムズ8F)
※参加無料、予約不要

アーティストトーク〈平川渚〉
2017年12月3日(日)15:00-(1時間程度)
会場:会議室(イムズ8F)
※参加無料、予約不要

アーティストのための実践講座「アーティストのサバイバル術」in Fukuoka
講師:天野太郎(横浜市民ギャラリーあざみ野 主席学芸員)
2017年11月18日(土)14:00-(2時間程度)開場:13:30
会場:セミナールームA(イムズ10F)
定員:40名程度(自由席)
対象:現役アーティスト、及びアーティスト志望者
参加費:500円
申込:10/30(月)より電話受付開始(アルティアム:092-733-2050)
企画協力:横浜市民ギャラリーあざみ野

同時開催
木下由貴 個展
2017年11月23日(木、祝)-12月3日(日)
会場:福岡市南区市崎1丁目1-5 金子ビル 401号室
開場時間:13:00-20:00
会期中無休

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