三嶋りつ惠 星々 @ シュウゴアーツ


三嶋りつ惠「XY」 2016年 copyright the artist, courtesy of ShugoArts

三嶋りつ惠 星々
2017年2月18日(土) – 2017年4月1日(土)
シュウゴアーツ
http://shugoarts.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日月祝

※オープニングパーティー:2017年2月18日(土) 16:00-
[協賛] ドリンク提供:ペリエ ジュエ

シュウゴアーツでは、日本、イタリアのみならず、ベルギー、オランダ、アメリカと活動の場を拡げ、現代ヴェネチアン・グラスの代表的なアーティストとしての位置を確立した三嶋りつ惠の個展を開催する。

三嶋りつ惠は1962年生まれ。1989年にヴェネツィアに移住。現在京都とヴェネツィアを行き来し活動を展開。クレマチスの丘リストランテ・プリマヴェーラ、ザ・リッツ・カールトン京都のロビーなど公共空間での委託制作も行なう。主な個展に、『光の縁側』(2004、シュウゴアーツ)『しずかな粒子』(2007、ヴァンジ彫刻庭園美術館)、『百年後-未完の考古学』(2008、シュウゴアーツ)、『frozen garden / fruits of fire』(2010、Boijmans van Beuningen, Rotteldam)、『あるべきようわ』(2011、資生堂ギャラリー)、『清澄』(2013、シュウゴアーツ)、『IN GRIMANI / 55th La Biennnale di Venezia』(2013、Museum of Palazzo Grimani、ヴェネツィア)がある。

本展覧会は、三嶋のシュウゴアーツにおける4度目の個展。三嶋の作品は周囲の光と空気を取り込むことに常に開かれようとしている。画家が絵の具を用いて作品を彩るように、三嶋は光を特別な絵の具のように扱っているのかもしれない。光を発するものとして、あるいは光の受け皿として、存在し続ける「星」という存在もまた、光の別称である。作家が星に何かしらの意味を託し続ける理由ももっともなことと言えるだろう。

関連企画
第2回菊池寛実賞 工芸の現在
2016年12月17日(土)-2017年3月20日(月・祝)
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