MoMAK Films @ home: 外国アニメ映画 @ 京都国立近代美術館

MoMAK Films @ home: 外国アニメ映画
6月11日(土)・12日(日)
京都国立近代美術館 1F 講堂
http://www.momak.go.jp/Japanese/films/index.html

京都国立近代美術館は東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)と協力し、NFC所蔵の映画コレクションの京都での継続的上映を目指したフィルム・プロジェクトを2007年度から開催している。2009年度から定期上映会「MoMAK Films」を開始し、今年は年間5回にわたり同館講堂で特集プログラムを上映している。

2011年度第2回上映会「MoMAK Films @ home: 外国アニメ映画」では西欧と東欧のアートアニメーション、アジア初の長編アニメ、アメリカで初めて成人指定を受けたアニメを上映。7月に神奈川県立近代美術館 葉山から巡回する『モホイ=ナジ/イン・モーション』展に先立ち、西欧は、ナジと同時期のドイツ前衛芸術派から育った影絵映画作家ロッテ・ライニガーの作品と、ナジの薫陶を受けたジョン・ハラスが設立したイギリスの代表的制作会社ハラス&バチェラーの作品を上映。東欧は、「チェブラーシカ」やユーリ・ノルシュテインを輩出したロシア最大のアニメスタジオの作品群と、旧ユーゴスラビアのモダニズム作家デュザン・ヴコチッチを紹介する。

6月11日 14:00–15:05
『西遊記 鉄扇公主の巻』(1941、中国、監督:萬籟鳴、萬古蟾)

6月11日 15:20–16:17
『幸運の女神』(1930、ドイツ、監督:ロッテ・ライニガー)
『珍説 酒は呑むべしの巻』(1956、イギリス、監督:フィリップ・スタップ)
『珍説 世界映画史の巻』(1956、イギリス、監督:ジョン・ハラス)
『ジャックと豆の木』(1956、イギリス、監督:ロッテ・ライニガー)
『トロイの美女』(1957、イギリス、監督:ロッテ・ライニガー)

6月12日 14:00–15:21
『猫とネズミ』(1958、ポーランド、監督:ヴワディスワフ・ネフレベツキ)
『銀行ギャング』(1959、ユーゴスラビア、監督:デュザン・ヴコチッチ)
『カウボーイ・ジミー』(1961、ユーゴスラビア、監督:デュザン・ヴコチッチ)
『皆さん今日は』(1957、ソ連、監督:ディミトリー・バビチェンコ)
『手袋/ミトン』(1967、ソ連、監督:ロマン・カチャーノフ)
『島』(1973、ソ連、監督:フョードル・ヒートルーク)
『ペンギン』(1968、ソ連、監督:ウラジーミル・ポルコヴニコフ)

6月12日 15:40–16:58
『フリッツ・ザ・キャット』(1970、アメリカ、監督:ラルフ・バクシ)

全て35ミリまたは16ミリフィルムで上映。各作品の言語情報を含む詳細は下記のページを参照。
http://www.momak.go.jp/Japanese/films/2011/momakFilmsAthome2.html

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