荒木経惟『写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー』@ タカ・イシイギャラリー

荒木経惟『写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー』
5月7日(土)−5月28日(土)
タカ・イシイギャラリー
http://www.takaishiigallery.com/


「ノスタルジー」(2011)
荒木経惟のタカ・イシイギャラリーでの17回目の個展『写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー』が開催される。前立腺癌を乗り越えて、「遺作 空2」に自身の死との葛藤をまとめた荒木は、妻陽子亡き後長年連れ添った愛猫チロの死に直面する。都内の公園で出会った子どもが無邪気に池で遊ぶ光景は、過去へと過ぎ去る幸福な時間を思う気持ち(ノスタルジー)こそが人生だと荒木に確信させる。妻陽子と愛猫チロを写した「楽園だった」を始め、昨年3月2日以降、あくまでフィルムにこだわり撮影してた展示作品の総数は約600点にも及ぶ新作を発表する。なお、5月25日は500部限定の作品集『写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー』が出版される予定。

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