『ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー Power Sources-力が生まれるところ』


High Water (2011) photo: Mick Vincenz
ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー Power Sources-力が生まれるところ
2月11日(土・祝)–5月6日(日)
水戸芸術館現代美術ギャラリー
http://arttowermito.or.jp/
開館日時:火–日(ただし、4月30日は祝日のため開館、翌5月1日は休館)
9:30-18:00(入場は閉館の30分前まで)

1997年より共に活動しているスイス人アーティスト『ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー Power Sources-力が生まれるところ』が水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催される。
ゲルダ&ヨルクの関心は美術の領域を超え、人間の営み、生命の神秘や驚異、身体や精神と環境との関係、宇宙、幻想、大衆文化に至るまで多岐にわたり、インスタレーション、コラージュ、写真、ドローイング、絵画、彫刻など、幅広い作品を発表してきた。代表的なものとしては、展覧会場のある地にまつわる伝承、風俗、思想などに基づいた、展覧会ごとに異なるテーマで展開されるサイトスペシフィック・インスタレーションが挙げられる。2003年のヴェネツィア・ビエンナーレでは「落下する庭園」という巨大なインスタレーションにより注目を集めた。
本展では、巨大なインスタレーション6点のほか、ふたりが初めてコラボレーションを行なった写真シリーズなど、10年間にわたる活動の軌跡および最新作が紹介される。アジアはもとより欧米で行なわれてきた展覧会と比べても、ふたりにとって過去最大規模の展覧会となる。
展覧会初日の2月11日には、ふたりが一時間ギャラリーに滞在するアーティスツ・イン・ギャラリーが企画されており、会場内で話しかけることができる(同席する学芸員による通訳可)。そのほか、キュレーター・トークや坐禅会を含む関連企画が用意されている。また、同時開催として、同現代美術ギャラリー第9室にて『クリテリオム83 増本泰斗』が企画されている。

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