東松照明 @ タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム

東松照明
4月16日(土)-5月21日(土)
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
http://www.takaishiigallery.com/


「太陽の鉛筆」(1971/2010)
今年2月、六本木のピラミデビルに開設されたタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムでは、オープニングショーとなった荒木経惟の個展に引き続き、東松照明の個展が開催される。本展は東松にとって、タカ・イシイギャラリーでは初めての展覧会になる。昨年長崎県美術館で開催された『時を削る』にて発表した自身初の大判デジタル出力作品に加え、ビンテージ作品も展示される。

写真は、選択の連鎖で成り立つメディアアートである。(中略)写真家は、医師のように治療せず、学者のように分析もせず、神父のように支えない。落語家のように笑わせもせず、歌手のように酔わせない。ただひたすら見るだけ。見ることと選ぶことに終始するのが写真家である。
(東松照明 寄稿「時を削る 東松照明の60年」2010年7月5日付 西日本新聞朝刊文化面掲載)
なお、4月23日からは名古屋市美術館にて『写真家・東松照明 全仕事』が開催される。

写真家・東松照明 全仕事
4月23日(土)-6月12日(日)
名古屋市美術館
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/

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