南川史門『And another story about painting』@ MISAKO & ROSEN


南川史門『And another story about painting』
2016年2月28日(日)-3月27日(日)
MISAKO & ROSEN
http://www.misakoandrosen.jp/
開廊時間:12:00-19:00(日曜は17時まで)
休廊日:月、祝
※オープニングパーティー(サンデーブランチ):2月28日(日)13:00-16:00
オープニングレセプション終了後も17:00まで開廊

MISAKO & ROSENでは、さまざまなイメージの源泉を抽象へと転化した絵画や着色した立て看板、さらに荒川医との恊働などで知られる南川史門の個展『And another story about painting』を開催する。

南川史門は1972年東京都生まれ。90年代に制作活動をはじめ、98年にBゼミスクーリングシステムを修了。翌年、東京オペラシティアートギャラリーではじまったproject Nの第1回目の個展で作品を発表する。2000年代後半以降、国内外での発表の機会が増え、近年は東京、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストンでの個展のほか、国立国際美術館の『リアル・ジャパネスク—世界の中の日本現代美術』(2012)、東京オペラシティアートギャラリーの『絵画の在りか』(2014)、新国立美術館の『アーティスト・ファイル2015 隣の部屋』(2015)などに出品。また、森美術館の『アウト・オブ・ダウト 六本木クロッシング2013』やミュンヘンのブランドホルスト美術館の『Painting 2.0』(2015)、新設したホイットニー美術館の開館を記念して行なわれたイベントなどで、荒川医との共同制作作品を発表している。

本展では、南川が近年取り組んでいる看板絵画(通称)を基盤としながら、新作の写真、映像、絵画を発表する。本展タイトルは、南川による現代絵画のプレゼンテーションは、いろいろな方法に置き換えられながらもそれは確実に絵画であり、それは絵画を制作するプロセス上で起こっている物語であることを示唆している。

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