この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今 @ 広島市現代美術館


ティンティン・ウリア「ルアー」2009年 Courtesy of the artist and Osage Gallery, Hong Kong.
この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今
3月24日(土)–5月13日(日)
広島市現代美術館
http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/
開館日時:火–日(4/30は祝日開館、5/1は休館)
10:00-17:00(3/27-4/5、5/3は19時まで開館 ※入場は閉館30分前まで)

広島市現代美術館では、アジアを出自とする7名のアーティストによるグループ展『この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今』を開催する。
アジア諸国の昨今の急激な経済成長は、現在の世界における多様な変化に影響を及ぼす要素のひとつとなっている。再開発による建築ラッシュ、市場の活性化に伴う海外資本の流入は発展の要因となるとともに、都市の姿を変容させ、経済格差を拡大し、環境破壊の起因ともなっている。さらには、経済的発展が引き起こす世界のパワーバランスの変化によって、過去や歴史に対する認識の違いや領土をめぐる争いも表面化を始めている。
本展では、このような変動を続けるアジア出身のアーティストの作品を通して、この世界が取り得る別の姿の想像を試みる。出品作家は、下道基行のほか、シルパ・グプタ(インド)、グォ・イツェン(台湾)、マイケル・リー(シンガポール)、ティンティン・ウリア(インドネシア)、ジュン・ヤン(中国)、ツゥ・イュン(中国)。展覧会初日には参加作家によるアーティスト・トーク(シルパ・グプタを除く6名)が予定されている。

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