高山登『遊殺ー2011』@ コンセプトスペース

高山登『遊殺ー2011』
3月12日(土)-3月19日(土)
コンセプトスペース
http://www.conceptspace.jp/

「枕木」に代表される物質感の強い素材を用いたインスタレーションで、1960年代末より今日まで一貫した制作を続ける高山登の個展『遊殺ー2011』が、群馬県渋川のコンセプトスペースにて行われる。高山は昨年宮城県美術館にて、複数空間を使用した大規模な作品や版画、ドローイングのほか、写真やヴィデオ映像でこれまでの活動を紹介する大規模な個展を行い、過去の展覧会風景などを多数収録した『1968-2010 遊殺』を赤々舎から出版している。
コンセプトスペースは「住まうこと」「創作すること」「企画すること」「発表すること」の四つを同一地平で行なうことを自身の重要なコンセプトに位置づける福田篤夫によって1982年に長屋式アパートをそのまま利用して始められた。当初よりロジャー・アックリングやリチャード・セラ、カール・アンドレなどの海外作家の展覧会、90年代には榎倉康二や菅木志雄らもの派の展覧会など、現在に至るまで120回以上の展覧会を開催している。
本展オープニングでは、昨年の宮城県美術館での展覧会同様、舞踊家の田中泯によるパフォーマンスが行われる予定。定員は先着順で30名、申込締切は3月11日、入場料、申込方法などの詳細はこちら

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