MASK Open Storage 2016−見せる収蔵庫− @ MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)


やなぎみわ「『日輪の翼』上演のための移動舞台車」2014年 撮影:木村三晴

一般財団法人おおさか創造千島財団 創立5周年記念事業
MASK Open Storage 2016−見せる収蔵庫−
2016年9月2日(金)-9月19日(月・祝)
MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)
http://www.chishimatochi.info/found/index.php/archives/2422
開場時間:12:00-18:00(最終日は17:00まで)
※イベント・プログラム開催時は開場時間が変動
休場日:月、火、水、木(祝日は除く)

キュレーター:木ノ下智恵子

一般財団法人おおさか創造千島財団が約1000㎡の工場・倉庫跡を活用し、大型の美術作品を保管するMASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)で、『MASK Open Storage 2016−見せる収蔵庫−』を開催する。

かつて造船業で栄えた大阪・北加賀屋では、近代産業遺産の名村造船所跡地を中心に芸術・文化が集積する創造拠点として地域再生を目指す「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」を推進している。同構想の一環として、MASKは大型の美術作品の収蔵及び展示、滞在制作のための空間として2012年に開設され、一昨年より、収蔵庫の一般公開を兼ねた展覧会「Open Storage」を開催している。

3度目の開催となる今回のメインアーティストを務めるのは、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表の経験を持ち、2011年以降は演劇プロジェクトを中心に展開するやなぎみわ。やなぎはヨコハマトリエンナーレ2014やPARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭にも出品したステージトレーラー「『日輪の翼』上演のための移動舞台車」をMASKに収蔵しており、今回の「Open Storage」では、名村造船所跡地 クリエイティブセンター大阪でステージトレーラーを使用した野外演劇公演「日輪の翼」を上演、MASKでは新作写真作品とドキュメンタリー映像を発表する。

やなぎのほか、MASKでは宇治野宗輝金氏徹平久保田弘成名和晃平ヤノベケンジの作品を紹介。会期中には、対話型作品鑑賞プログラムややなぎのドキュメンテーショントークを予定している。

関連企画
『日輪の翼』大阪公演
2016年9月2日(金)、9月3日(土)、9月4日(日)
開演:18:30(開場:18:00)
会場:名村造船所跡地 クリエイティブセンター大阪
チケットはe+(イープラス)にて販売中

対話型作品鑑賞プログラム
ひらけ、アートのヒミツ基地!みんなで探検ツアー
2016年9月10日(土)、9月11日(日)
各日:12:00-(未就学児[3歳〜6歳])、14:00-(小学生向け)、16:00-(大人向け)各回約45分
会場:MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)
※申込詳細は公式ウェブサイトを参照。

やなぎみわ ドキュメンテーショントーク
2016年9月19日(月・祝)15:00-17:00(予定)
会場:MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)
無料


Open Storage2015 ひらけアートのひみつ基地探検ツアー 撮影:早川智彬

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