李禹煥個展 @ カイカイキキギャラリー


Relatum – Excavation, 2014 のためのスケッチ © Lee Ufan Courtesy the artist and SCAI THE BATHHOUSE

李禹煥個展
2014年7月25日(金)-8月21日(木)
カイカイキキギャラリー
http://gallery-kaikaikiki.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日、月
※レセプション:7月25日(金)18:00-

カイカイキキギャラリーでは、「もの派」の中心的存在として国際的に知られる李禹煥の個展をスカイ・ザ・バスハウスの協力のもと、開催する。

李禹煥は1936年韓国慶尚南道生まれ。56年に来日すると、60年代後半から制作、理論の両面から「もの派」を牽引する中心的存在として活躍する。2000年代以降も、ボン市立美術館(2001)、横浜美術館(2005)、ブリュッセル王立美術館(2008)、グッゲンハイム美術館(2011)で個展を開催、2010年には香川県直島に李禹煥美術館を開館するなど、国際的に活動を続けている。さらに、現在、ヴェルサイユ宮殿では特別展が開催されている。

本展では、西欧式文脈の吸収と逸脱を同時に行い続け、独自の存在感を放ったが、それ故に、きちんとした位置づけがなされなかった「もの派」という運動が再解釈される中で、その中心的存在であった李の実践を改めて提示する。李は「常に周囲の環境との関係を探求してきた」という自身の提唱する「もの派」のセオリーに沿うインスタレーションにより、ギャラリー空間の考古学的な空間への変容を試みる。

関連イベント
李禹煥アーティストトーク
2014年8月9日(土)15:00-16:30

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