プライベート・ユートピア ここだけの場所 @ 伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター


ジェレミー・デラー「あなたを傷つける様々な方法(エイドリアン・ストリートの人生と時代)」2010年. Installation view Joy in People, Hayward Gallery, London, 2012

プライベート・ユートピア ここだけの場所 ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在
2014年4月12日(土)-5月25日(日)
伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター
http://artmuseum-itami.jp/
開館時間:10:00-18:00 最終入場は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、5/5は開館、5/7は休館)

公式ウェブサイト:http://www.britishcouncil.jp/private-utopia

東京を皮切りに国内4美術館を巡回する『プライベート・ユートピア ここだけの場所 ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在』が伊丹市立美術館、伊丹市立工芸センターにて開催される。

1934年の設立以来、積極的に同国の若手作家を奨励し、その作品を収蔵してきたブリティッシュ・カウンシル。本展では近現代美術を中心に約9,000点もの美術作品を収蔵する同コレクションから、ターナー賞受賞及びノミネート作家、ヴェネツィア・ビエンナーレ・英国館代表作家やYBA世代と称される作家など、現代美術を中心とした28組(30名)のアーティストの作品が展示される。

今回の会場となる伊丹市立美術館、伊丹市立工芸センターでは、参加アーティスト、ウッド&ハリソンのジョン・ウッドがアーティスト・トークのために来日。会期中には英国音楽を考察する対談や、英国発のシアターカンパニー・ロトザザによる体験型パフォーマンス「エチケット」への一般観客の参加などが企画されている。また、本会場でのジェレミー・デラー「あなたを傷つける様々な方法(エイドリアン・ストリートの人生と時代)」の展示では、地元の宝塚大学の学生有志が壁画を担当している。

本企画は伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センターでの会期終了後、高知県立美術館、岡山県立美術館と巡回する予定。また、公式ウェブサイトには参加アーティストのインタビュー映像などが公開されている。


ウッド&ハリソン「テーブルと椅子」2001年. Courtesy the Artists and Carroll/Fletcher,London © The Artists

関連イベント
アーティスト・トーク
ジョン・ウッド
2014年5月17日(土)14:00-
会場:伊丹市立美術館1F講座室
定員:100名(先着順、申込不要)※無料、要観覧券

ミュージック・トーク プライベート・サウンドスケープー90年代英国の日常音楽文化
TUNE1 ブリット・ポップとはなんだったのか?
岡村詩野(音楽評論家)× 安田昌弘(京都精華大学准教授)
2014年4月19日(土)14:00-
会場:伊丹市立美術館1F講座室
定員:100名(先着順、申込不要)※無料、要観覧券

TUNE2 ノーザン・ソウルからレイヴカルチャーへ
荏開津広(DJ/ライター)× 安田昌弘(京都精華大学准教授)
2014年4月26日(土)14:00-
会場:伊丹市立美術館1F講座室
定員:100名(先着順、申込不要)※無料、要観覧券

ロトザザ体験型パフォーマンス「エチケット」への参加
2014年5月10日(土)、11日(日)、18日(日)
10:30/11:30/13:00/14:00/15:00/16:00
会場:伊丹市立美術館
定員:各回4名(2名1組で2テーブルに分かれます)
対象:中学生以上
参加費:無料、要観覧券
※申込方法等、詳細は美術館のイベント情報を参照。


エリザベス・プライス「1979年、ウールワースのクワイア」2012年. Courtesy the Artist and MOT International, London and Brussels © The Artist

2014年11月2日(日)-12月21日(日)
高知県立美術館
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

2015年1月9日(金)-2月22日(日)
岡山県立美術館
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/

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