たよりない現実、この世界の在りか @ 資生堂ギャラリー


展覧会用コラージュ、2014年

たよりない現実、この世界の在りか
2014年7月18日(金)-8月22日(金)
資生堂ギャラリー
https://www.shiseidogroup.jp/gallery/
開廊時間:11:00-19:00(ただし、日曜、祝日は18:00まで)
休廊日:月(祝日にあたる7/21も休廊)

資生堂ギャラリーでは、風景から直感的に抽出した異空間を展示空間に再構成するインスタレーションを展開してきた荒神明香と、一般から募集したアイディアを実現するプロジェクトで知られるwah documentのメンバーらによって組織された現代芸術活動チーム目【め】による『たよりない現実、この世界の在りか』を開催する。

目【め】は、wah documentのメンバーである南川憲二と増井宏文が、荒神のアイデアを実現すべく2012年より組織され、昨年は瀬戸内国際芸術祭で空き家を改装した「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」を発表、同年秋より宇都宮美術館の館外プロジェクトとして、開始した「おじさんの顔が空に浮かぶ日」は市民とともに現在も制作が続いている。また、今年に入っても、展覧会『状況の配列』を三菱地所アルティアムで開催、精力的に活動を行なっている。


展覧会用ドローイング、2014年

本展では、荒神が幼稚園の体操の時間に寝転がって空を見ていた時、だんだん空に落ちてしまいそうな感覚に陥り、周りの友だちの体が地面にくっついているのを確かめた体験をきっかけとしている。「たよりない現実」に目を向ける機会として、どこかで見たことのあるような室内空間をギャラリー内に作り出し、観客の身体感覚を揺るがせ、「この世界の在りか」について想像力を開かせる体感型の展示を試みる。

関連イベント
目【め】によるギャラリートーク
南川憲二(ディレクター)、荒神明香(アーティスト)
2014年8月3日(日)14:00-16:00
会場:ワード資生堂
定員:60名(無料)※要申込
申込は、コチラ。(締切:7月15日)

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