ドミニク・ゴンザレス=フォルステル&トリスタン・ベラ 『BELLE COMME LE JOUR』 @ ギャラリー小柳

ドミニク・ゴンザレス=フォルステル&トリスタン・ベラ『BELLE COMME LE JOUR』
2013年4月6日(土)–6月8日(土)
ギャラリー小柳
http://www.gallerykoyanagi.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝
※オープニングレセプション:4月6日(土)18:00-20:00

ギャラリー小柳では、ドミニク・ゴンザレス=フォルステル&トリスタン・ベラによる個展『BELLE COMME LE JOUR』を開催する。ゴンザレス=フォルステルの同ギャラリーでの展覧会は2002年以来10年振りとなる。
ゴンザレス=フォルステルは1965年生まれ、パリ在住のフランス人アーティスト。主にビデオや映画、インスタレーション作品を発表している。これまでドクメンタ11(2002)、ミュンスター彫刻プロジェクト(2007)、第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2009)など国際展にも数多く参加している。
2008年にテート・モダンの「ユニリーバ・コミッション・フォー・タービンホール」(通称タービンホールプロジェクト)で発表した「TH.2058」では、タービンホールが50年後、避難シェルターになっていると設定し、ホール内にサイエンスフィクションの世界を作り上げた。

今回、トリスタン・ベラとの共作となる映像作品「BELLE COMME LE JOUR」(2012)は、ルイス・ブニュエル監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『昼顔』(1967)、その昼顔を元に制作されたマノエル・ド・オリヴェイラ監督の『夜顔』の登場人物であるセヴリーヌの、『昼顔』以前の物語という設定。おなじくカトリーヌ・ドヌーヴが主演する『ひきしお』(1971)や、ボワロー=ナルスジャックの小説で、ヒッチコックの映画の原作でもある『めまい』などからの引用も含んだ、映画や文学に造詣が深いゴンザレスらしい作品に仕上がっている。

なお、展覧会に併せて、4月7日(日)にアンスティチュ・フランセで関連企画も開催される。『BELLE COMME LE JOUR』と『昼顔』、『夜顔』の上映の他、
ゴンザレス=フォルステルおよびベラによるアーティストトークも開催される。
詳細はHPを参照のこと。

上映会
2013年4月7日(日)  
第1部:開場13:00(上映13:15–終映15:10)

第2部:開場15:40(上映16:00–終了18:40)※途中5分間の休憩あり

会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ

住所:〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15 

料金:各回800円(定員制・完全入替制)

※ギャラリー小柳にて、整理番号付きチケットを販売
http://www.gallerykoyanagi.com/event_20130407



第1部

『BELLE COMME LE JOUR』

2012年/フランス/13分/カラー/日本語字幕付き

監督:ドミニク・ゴンザレス=フォルステル&トリスタン・ベラ
          


『昼顔』
1967年/フランス・イタリア合作/100分/カラー/日本語字幕付き

監督:ルイス・ブニュエル
          


第2部
 
『夜顔』 
2006年/フランス・ポルトガル合作/70分/カラー/日本語字幕付き

監督:マノエル・ド・オリヴェイラ
   
      
『BELLE COMME LE JOUR』
2012年/フランス/13分/カラー/日本語字幕付き

監督:ドミニク・ゴンザレス=フォルステル&トリスタン・ベラ


アーティストトーク/Q&A
約70分/同時通訳

関連記事
ドミニク・ゴンザレス=フォルステル
『エンリーケ・ビラ=マタスのための6つの部屋』

Copyrighted Image