レアンドロ・エルリッヒ展—Fragments of Illusion— @ アートフロントギャラリー


Leandro Erlich Cloud (2014) 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa, Japan Photo: Keizo KIOKU, courtesy 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

レアンドロ・エルリッヒ展—Fragments of Illusion—
2014年9月5日(金)-10月5日(日) 
アートフロントギャラリー(代官山)
http://artfrontgallery.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:月
※レセプション:9月5日(金)18:00-20:00

アートフロントギャラリーでは、リニューアル後最初の企画展として『レアンドロ・エルリッヒ展—Fragments of Illusion—』を開催する。

レアンドロ・エルリッヒは1973年ブエノスアイレス生まれ。1998年にヒューストンで初めて発表して以来、世界各地で展示され、現在では金沢21世紀美術館の恒久作品とされている「スイミング・プール」をはじめとする、鑑賞者の知覚を揺さぶる大型インスタレーションで知られる。これまでに、ホイットニー・ビエンナーレ(2000)やヴェネツィア・ビエンナーレ(2001、2005)、シドニー・ビエンナーレ(2014)など数多くの国際展に参加、P.S.1コンテンポラリー・アート・センター(2008)、国立ソフィア王妃芸術センター(2009)、ソウルのソンウン・アート・スペース(2012)、ロンドンのダルストン・ハウス(2013)などにて個展を開催している。

本展では、比較的大きな体験型の作品で知られるエルリッヒの魅力を、よりコンパクトに濃縮したパーソナルなものとして紹介する。上述した「スイミング・プール」や、2006年の越後妻有アートトリエンナーレで出品された「妻有の家」、2010年の瀬戸内国際芸術祭で発表された女木島の民家を舞台とした「不在の存在」、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]に常設展示されている「トンネル」といった作品に接してきた観客にとって、新たな視点でエルリッヒ作品を鑑賞する機会となる。

なお、現在、日本初個展『レアンドロ・エルリッヒ—ありきたりの?』が金沢21世紀美術館で8月31日まで開催している。


レアンドロ・エルリッヒ—ありきたりの?
2014年5月3日(土、祝)-8月31日(日)
金沢21世紀美術館
http://www.kanazawa21.jp/

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