半田真規『六本木モスク』@ オオタファインアーツ

半田真規『六本木モスク』
9月10日(土)–10月15日(土)
オオタファインアーツ
http://otafinearts.com/
開廊日時:火–土 11:00–19:00

今秋、国立国際美術館で開催される企画展『世界制作の方法』への出品が予定されている半田真規の個展『六本木モスク』がオオタファインアーツにて開催される。
今回の展示の中心要素となる「150面体」は、イスラム教のシンボルのひとつであり、通常は各面にアッラーの99の美名が書かれる。半田は、世界各地に数多あるイスラム圏の都市、そこで日々繰り返される信仰と日常の営みを「言い表せない大きな枠と幾重にも重なるレイヤー」と捉える。その上で、イスラム世界にとどまらない地球儀的世界図としての「150面体」を、直径、高さともに3m程度の真鍮とガラスで構成し、これに付随した真鍮やタイルで構成した作品とあわせて「六本木モスク」と題したインスタレーションとして提示する。
近年、2007年の『夏への扉―マイクロポップの時代』(水戸芸術館現代美術ギャラリー)への参加や昨年のαMギャラリーで行われた『変成態―リアルな現代の物質性』での個展など開催。2008/09年には『ロレックス メントー&プロジェ・プログラム』に選出され、レベッカ・ホルンとともにベルリンで活動。現在もドイツを拠点としてヨーロッパでのフィールドワークを継続している。
展覧会初日の9月10には作家を囲んでのオープニングパーティが予定されている。

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