
没後50年「写真家としてのル・コルビュジエ」展
2015年7月6日(月)-8月2日(日)
早稲田大学會津八一記念博物館
http://www.waseda.jp/aizu/index-j.html
開館時間:10:00-17:00(ただし、7/13は12:00から、8/1、8/2は16:00まで)入場は閉館30分前まで
休館日:日、祝(7/20と8/2は開館)
モダニズム建築を代表する建築家ル・コルビュジエの没後50年に際し、コルビュジエ自身が空間的思考の道具として積極的に活用していた写真に着目する企画展『写真家としてのル・コルビュジエ』展が、早稲田大学會津八一記念博物館で開催される。
ル・コルビュジエ(本名:シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ=グリ)は、1887年ラ・ショー=ド=フォン(スイス)生まれ。パリやバルセロナ、リオデジャネイロなどの都市計画に携わり、「サヴォア邸」(1928)、「ロンシャンの礼拝堂」(1950)、「ユニテ・ダビタシオン」(1945)など数多くの建築物を手掛けている。また、1920年には詩人や画家とともに雑誌「レスプリ・ヌーヴォー」を創刊。鉄筋コンクリートによる住宅建設方法である「ドミノ・システム」や人体の尺度と黄金比からつくりだした「モデュロール」を発表したり、近代建築の五原則を提唱したりするなどといった多彩な活動は、建築のみならず、多方面に今なお多大な影響を与えている。
本展では、ル・コルビュジエ財団の協力による約350枚の写真の公開や16ミリで撮影された動画の上映、シンポジウムを通して、「写真家としてのル・コルビュジエ」という観点から彼の思考や実践を再考する。
※16ミリの上映は7/10の午後と7/13の午前は休み



関連イベント
シンポジウムⅠ「ル・コルビュジエの眼差し」
白石哲雄(アーティスト、早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会顧問)
鈴木恂(建築家 ※インタビュー映像)
建畠晢(多摩美術大学学長)
塚原史 (早稲田大学會津八一記念博物館館長、法学学術院教授)
進行:古谷誠章(早稲田大学理工学術院教授、建築家)
2015年7月11日(土)14:00-17:00
会場:早稲田大学早稲田キャンパス 小野記念講堂
定員:200名(当日先着順)、無料
シンポジウムⅡ「ル・コルビュジエとフォトグラム」
アルノー・デルセル(ル・コルビュジエ財団、研究資料室長)
白石哲雄(アーティスト、早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会顧問)
塚原史 (早稲田大学會津八一記念博物館館長、法学学術院教授)
進行:古谷誠章(早稲田大学理工学術院教授、建築家)
2015年7月16日(木)16:00-18:00
会場:早稲田大学15号館102教室
定員:330名(当日先着順)、無料