絵画の在りか @ 東京オペラシティ アートギャラリー


千葉正也「犬のように歩き回った偉大な男」2009年 白木聡氏・鎌田道世氏蔵 © the artist Courtesy of ShugoArts

絵画の在りか
2014年7月12日(土)-9月21日(日)
東京オペラシティ アートギャラリー
https://www.operacity.jp/ag/
開館時間:11:00-19:00(金曜、土曜は20:00まで)最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし、月曜が祝日の場合は開館、翌火曜が休館)、8/3(全館休館)

東京オペラシティ アートギャラリーでは、手法や素材が無限に拡大していく現代美術の領域において、それでもなお、「絵画」というメディウムの表現の可能性を探求し続ける1970年代、80年代生まれの総勢24名のペインターによる近作、新作約120点の絵画を集めた企画展『絵画の在りか』を開催する。企画は同館チーフキュレーターの堀元彰。

絵画は、毎年、各地でさまざまなコンクールや公募展が開催され、美術表現として幅広い観客に認識されている。現代絵画においても、平面美術を対象に94年より毎年開催されているVOCA展、『「森」としての絵画:「絵」のなかで考える』(岡崎市美術博物館、2007)、『プライマリー・フィールド 絵画の現在ー七つの〈場〉との対話』(神奈川県立近代美術館 葉山、2010)、『絵画の庭—ゼロ年代日本の地平から—』(国立国際美術館、2010)、『現代絵画のいま:キュレーターからのメッセージ2012』(兵庫県立美術館、2012)、『絵画、それを愛と呼ぶことにしよう』(ギャラリーαM、2012-13)、そして、東京オペラシティ アートギャラリーにて99年から継続される国内の若い画家を紹介する「project N」シリーズなどが開催されている。


南川史門「4つの絵画と自立するための脚」2013年 作家蔵 © the artist Courtesy of MISAKO & ROSEN

本展では、方法論、絵画観は異なれども、「絵画」の在りかを真剣に探し求める24名のペインターによる実践を総覧することで、今日の絵画表現がもつ意味や本質を探っていく。会期中には参加作家によるアーティストトークを予定。なお、project Nでは塩川彩生の個展を同時開催する。

出品作家:青木豊、厚地朋子、今井俊介、岩永忠すけ、榎本耕一、大野智史、小左誠一郎、工藤麻紀子、小西紀行、鹿野震一郎、五月女哲平、高橋大輔、髙木大地、竹﨑和征、千葉正也、中園孔二、風能奈々、福永大介、政田武史、松原壮志朗、南川史門、持塚三樹、八重樫ゆい、横野明日香


政田武史「HAITOKUKANのマーチ・覗き見OK、カモン」2012年 作家蔵 © the artist Courtesy of Wako Works of Art

関連イベント
アーティストトーク
第1回 厚地朋子/榎本耕一/小西紀行
2014年7月12日(土)14:00-

第2回 岩永忠すけ/政田武史/竹﨑和征/松原壮志朗
2014年7月13日(日)14:00-

第3回 青木豊/今井俊介/横野明日香
2014年7月19日(土)14:00-

第4回 持塚三樹/五月女哲平/八重樫ゆい
2014年7月20日(日)14:00-

第5回 福永大介/工藤麻紀子/髙木大地
2014年7月21日(月・祝)14:00-

第6回 千葉正也/鹿野震一郎/大野智史
2014年7月26日(土)14:00-

会場:東京オペラシティ アートギャラリー
予約不要(要当日チケット)、参加状況により入場制限を行なう場合あり


竹﨑和征「67 V」2013年 作家蔵 © the artist Courtesy of MISAKO & ROSEN

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