『草間彌生 永遠の永遠の永遠』@ 国立国際美術館


「魂の灯」2008年 ©YAYOI KUSAMA
『草間彌生 永遠の永遠の永遠』
1月7日(土)-4月8日(日)
国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/
開催日時:火–日(ただし1月9日は祝日のため開館、10日は振替休館)
10:00-17:00(金曜は19時まで)※入館は閉館の30分前まで

現代日本を代表するアーティストとして、国内外で活躍を続ける草間彌生の2000年代に制作した作品を中心とした個展『永遠の永遠の永遠』が国立国際美術館にて開催される。
草間は10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに幻想的な絵画を制作。57年に渡米すると、巨大な平面作品、ソフトスカルプチャー、環境彫刻を発表。60年代後半には、ボディー・ペインティングなど多数のハプニングを行う。73年に帰国。93年には第45回ヴェネツィア・ビエンナーレにて日本館初の個展を行う。その後も国内外の主要美術館にて個展を開催。2011年5月からは国立ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)を皮切りに、ポンピドゥー・センター(パリ)、テート・モダン(ロンドン)、ホイットニー美術館(ニューヨーク)を大規模巡回展を展開している。
本展では、草間が2009年から制作している絵画シリーズ『わが永遠の魂』から47点。2004年からの3年間で描き上げたドローイングを元に、50点のシルクスクリーンからなる『愛はとこしえ』の連作作品。さらに、新作となる彫刻作品などを展示する予定。
会期中には、京都市立芸術大学学長で埼玉県立近代美術館館長の建畠晢氏による講演会「草間彌生の世界」が2月18日に開催される。そのほか、松本貴子監督による『≒草間彌生 わたし大好き』の上映、担当学芸員によるレクチャーなども企画されている。なお、同展覧会は埼玉県立近代美術館、松本市美術館、新潟市美術館に巡回を予定している。

「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展覧会特設サイト:http://www.asahi.com/kusama/

4月14日(土)–5月20日(日)
埼玉県立近代美術館
http://www.momas.jp/
7月14日(土)–11月4日(日)
松本市美術館
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/index.html

11月10日(土)–12月24日(月・祝)
新潟市美術館
http://www.ncam.jp/

フォトレポート:Yayoi Kusama @ Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia(巡回中のソフィア王妃芸術センターでの展覧会)

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