都築響一『暗夜小路 上野〜浅草アンダーグラウンド・クルーズ』


(2011)
都築響一『暗夜小路 上野〜浅草アンダーグラウンド・クルーズ』
11月25日(金)–2012年1月9日(月・祝)
ナディッフ・ギャラリー
http://www.nadiff.com/
開廊日時:火–日、祝 12:00-20:00

第23回木村伊兵衛写真賞受賞者で、幅広い領域にわたる執筆、編集を手掛ける都築響一の個展『暗夜小路 上野~浅草アンダーグラウンド・クルーズ』がナディッフ・ギャラリーにて開催される。
都築が現在進行形の東京として捉える「東京の右半分」。本展で紹介されるのは、日本近代美術の受容、展開において重要かつ象徴的な場所である上野、浅草。現在もその場所には多様で重層的な文化環境が存在する。例えば、ニューハーフ、デスメタル、極道ファッション、ふんどしバー、ラブドールなど。こうした文化を都築自ら厳選し、ギャラリー空間を使って構成する。
展覧会初日の11月25日にはオープニング・レセプション、12月3日には写真家の鬼海弘雄、12月22日には劇作家の戌井昭人とのトークイベントがそれぞれ企画されている。
「東京の右半分」への都築のアプローチは、本展以降も『東京スナック飲みある記』(大洋図書)が今年12月、『東京右半分』(筑摩書房)が来年3月に刊行が予定されている。

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