コンダンサシオン:アーティスト・イン・レジデンス展 エルメスのアトリエにて @ 銀座メゾンエルメス フォーラム


Installation view of “Condensation” at Palais de Tokyo. 2013. Photo: Marc Domage © Fondation d’entreprise Hermès

コンダンサシオン:アーティスト・イン・レジデンス展 エルメスのアトリエにて
2014年3月20日(木)-6月30日(月)
銀座メゾンエルメス フォーラム
http://www.maisonhermes.jp/
開廊時間:11:00-20:00(日曜は19時まで)入場は閉廊の30分前まで
休廊日:会期中無休

銀座メゾンエルメスでは、エルメス財団主催による「アーティスト・イン・レジデンス」の制作プロセスや成果を紹介する展覧会「コンダンサシオン」を開催。パリ在住のインディペンデント・キュレーター、ガエル・シャルボーのもと、2010年から2013年の4年間にレジデンス・プログラムに参加した16名の作品を紹介する。なお、同展は昨夏にパレ・ド・トーキョーにて開催され、本展はフランス国外では初の展示機会となる。

エルメス財団により運営される「アーティスト・イン・レジデンス」は、現代美術と優れた職人技を連携させるという目的で、2010年の夏よりエルメスの工房で始まった。レジデンス・アーティストの選考は「メンター制度」を採っており、経験豊かで国際的に活躍するアーティストの推薦によって選ばれる。今回「メンター」を務めたのは、リチャード・ディーコン、スザンナ・フリッチャー、ジュゼッペ・ペノーネ、エマニュエル・ソーニエ。

参加アーティストはレジデンス前に工房を観察する時間が与えられ、レジデンス期間中は同財団の支援及び、工房側の積極的な協力のもと制作する。アーティストと職人が出会うことにより、新たな対話を生み出し、それぞれが自分たちの慣習を変えたり、想像力を豊かにしたりすることで、さまざまな変化や成長が導かれることが期待されている。


Émilie Pitoiset. Photo Tadzio © Fondation d’entreprise Hermès

参加アーティスト(滞在年、滞在先)

エリザベス・S・クラーク(2010、サヤ皮革工房)
ブノワ・ピエロン(2010、アトリエAS)
オリヴィエ・セヴェール(2010、サンルイ・クリスタル)
シモン・ブドヴァン(2010、アルデンヌ皮革工房)

マリン・クラス(2011、ビュイフォルカ)
セバスチャン・グシュウィンド(2011、サン=タントワーヌ皮革工房)
小平篤乃生(2011、サンルイ・クリスタル)
エミリー・ピトワゼ(2011、ピエール=ベニト皮革工房)

オリヴァー・ビアー(2012、サンルイ・クリスタル)
オ・ユギョン(2012、ビュイフォルカ)
フェリックス・パンキエ(2012、ペレイ皮革工房)
アンドレス・ラミレス(2012、アトリエAS)

ガブリエル・チアリ(2013、アトリエAS)
マルコス・アビラ・フォレロ(2013、ノントロン皮革工房)
マリー=アンヌ・フランクヴィル(2013、サンルイ・クリスタル)
アンヌ=シャルロット・イヴェール(2013、ジョン・ロブ)


Both: Atsunobu Kohira. Photo Tadzio © Fondation d’entreprise Hermès

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