和田昌宏『Rμv-1/2gμvR=(8πG/c^4)Tμv』@ LOKO GALLERY


All images:和田昌宏『Rμv-1/2gμvR=(8πG/c^4)Tμv』

和田昌宏『Rμv-1/2gμvR=(8πG/c^4)Tμv』
2016年7月8日(金)-8月6日(土)
LOKO GALLERY
http://lokogallery.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝
※オープニングレセプション:7月8日(金)18:00-

2016年7月に東京・代官山に新設されたギャラリー「LOKO GALLERY」は、こけら落としの企画展として、近年、可動式のセットと物語性を有する映像を融合した作品を発表している和田昌宏の個展『Rμv-1/2gμvR=(8πG/c^4)Tμv』を開催する。

和田昌宏は1977年東京都生まれ。99年に多摩美術大学を中退し、2001年から東京・拝島の旧米軍ハウスでオルタナティブスペース「HOMEBASE」の企画、運営をはじめる。2004年にゴールドスミス・カレッジを卒業。近年はArt center Ongoing(東京)、Social Kitchen(京都)、アイココギャラリー(東京)などで個展を開催。ヨコハマトリエンナーレ2014、国東半島芸術祭などに参加している。

本展の企画段階において、和田は「燃えながら転がっていく球体」、「個室ビデオ」、「マクロな宇宙的視点から観たミクロな個」といった断片的な言葉を挙げるとともに、展覧会タイトルにアインシュタインの一般相対性理論における「重力場の方程式」を付け、重力場をモチーフとした網目状の曲線をドローイングで描いた。本展では、迷宮的な実験と配合を重ねた上で、これらの題材を、映像を基軸とした形で発表する。また、地下1階の展示では、和田が活動の拠点とする「国立奥多摩美術館(MOAO)」のメンバー数名も参加し、奥多摩の異空間を出現させる。

LOKO GALLERYは、2フロアにわたる独特な展示空間と滞在制作が可能なアトリエを活かし、企画展とレジデンスプログラムを中心にコンテンポラリーアートを扱うギャラリー。新時代を担うアーティストの活躍の場、そして、美術を介した自由なコミュニケーションの場を目指していく。なお、ギャラリー1Fにはオープンテラスを備えたカフェ「私立珈琲小学校」を併設している。

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アーティストトーク
2016年7月23日(土)17:00-

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