槇文彦「想い出に残る建築プロジェクトを語る」@ 京都国立近代美術館


Aga Khan Museum 写真提供:槇総合計画事務所

京都国立近代美術館 開館50周年事業プレイベント 記念講演会
槇 文彦:想い出に残る建築プロジェクトを語る

12月4日(日)15:00–17:00(14:00より整理券配布)
京都国立近代美術館1階講堂
http://www.momak.go.jp/

京都国立近代美術館の設計者である槇文彦による同館での初の講演会が12月4日に開催される。
1963年に国立近代美術館京都分館として発足した京都国立近代美術館は、2013年に満50年を迎えることになる。当初は旧京都市勧業館別館を仮住まいに活動を開始、1967年に京都国立近代美術館として独立し、1986年に槇設計による現在の美術館建物が竣工した。この度、京都国立近代美術館開館50周年事業の最初のプレイベントとして、同館の歴史の半分となる25年間の活動の記憶を蓄積してきた現在の建物の設計者である槇の講演会を開催する運びとなった。
80歳を過ぎた現在も、海外プロジェクトを中心に日本を代表する現代建築家としてめざましい活躍を続けている槇の設計活動の軌跡は、1960年以降の日本の現代建築の一つの参照軸であり、明日の建築についても少なからぬ示唆を含んでいる。今回の講演では、1960年代から現在までの京都国立近代美術館を含めた想い出に残る幾つかの建築、そして海外で進められている最新プロジェクトも折り込みながら語る予定である。
聴講無料、定員100名。詳細は公式ウェブサイトの下記のページを参照。
http://www.momak.go.jp/Japanese/news/2011/lecture_maki.html

槇総合計画事務所
http://www.maki-and-associates.co.jp/index.shtml

関連記事
おすすめ展覧会 メタボリズムの未来都市展 戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン @ 森美術館(2011/09/17–2012/01/15)

Copyrighted Image