『サルからヒトへ、そしてスペクタクルの社会 画像進化論 − メディア的進化と創造的退行のダイナミズム』@ 栃木県立美術館

『サルからヒトへ、そしてスペクタクルの社会
画像進化論 − メディア的進化と創造的退行のダイナミズム』

7月23日(土)−9月19日(月・祝)
栃木県立美術館
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/

絵画から写真、そして映像へという技術革新の流れを進化論という思想に倣って探求する展覧会『サルからヒトへ、そしてスペクタクルの社会 画像進化論 - メディア的進化と創造的退行のダイナミズム』が栃木県立美術館にて開催される。
本展では写真や映画の発明をメディア論的進化と考え、その技術革新の流れをサルからヒトへというダーウィン的進化とパラレルに措定する。その上で、芸術においてはその進化の過程に可逆的多層性が見られることや、同時に技術的退行が豊かな創造の源泉となりうることを絵画、写真、映像などの傑作、大作、奇作によって明らかにする。18世紀に制作されたアントワーヌ・ヴァトーや谷文晁の作品から、20世紀後半のアンゼルム・キーファー、ジグマー・ポルケ、ジョルジュ・ルースの作品、さらには杉浦邦恵、松井智恵、田中功起らの2000年以降の作品も出品される。

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