冨井大裕『像を結ぶ』 @ Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku


冨井大裕「PP_FS #11」2015年、紙袋 ©Motohiro Tomii
Courtesy of Yumiko Chiba Associates

冨井大裕『像を結ぶ』
2017年2月1日(水)-3月11日(土)
Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku
http://www.ycassociates.co.jp
開廊時間:12:00-19:00
休廊日:日、月、祝
※レセプションパーティ:2月10日(金)19:30-20:30

Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuでは、冨井大裕の個展『像を結ぶ』を開催する。

冨井大裕は1973年新潟県生まれ。99年に武蔵野美術大学大学院を修了。物を本来の用途とは異なる形で扱いながら、その新たな可能性を顕在化する作品を制作する。作品素材は既製品を中心に、人体、指示書、印刷物など多岐にわたる。東京を中心に個展を重ね、2009年には『変成態−リアルな現代の物質性 Vol.2 冨井大裕x中西信洋』(ギャラリーαM)、2011年には『MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界のはかり方』やヨコハマトリエンナーレ2011に参加。その後も『Omnilogue: Your Voice is Mine』(2013、シンガポール国立大学美術館)や数多くの展覧会に出品。2015年から2016年にかけて国立新美術館および韓国国立現代美術館(果川館)で開催された『アーティスト・ファイル2015 隣の部屋−日本と韓国の作家たち』にも参加している。また、『AGAIN-ST』や『引込線』には、作品展示のみならず企画段階から関わる。

冨井は2015年度に文化庁在外派遣研修員としてニューヨークに滞在。帰国後初の個展となる本展では、ニューヨークで制作した新作を発表する。会期中には、近く著書『崇高の修辞学』(月曜社)が出版となる星野太とのトークイベントを開催。なお、冨井は現在、インターメディアテク3階「バルコニー(HOMAGE)」で開催中の『Perspectives 01 パースペクティヴ 現代美術実験展示』にも出品している。

関連企画
トークイベント
出演:冨井大裕、星野太(美学・表象文化論/金沢美術工芸大学)
2017年2月10日(金)18:00-19:30
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room Shinjuku
定員:20名(事前申込制)、無料 定員に達したためキャンセル待ち

Perspectives 01 パースペクティヴ 現代美術実験展示
2017年1月24日(火)-3月26日(日)
インターメディアテク3階「バルコニー(HOMAGE)」

ディスカッション・イベント「学術研究と芸術表現の比較 1(立体作品)」
出演:松原始(東京大学総合研究博物館インターメディアテク研究部門特任准教授/動物行動学)
今井紫緒、冨井大裕、藤原彩人、菊池敏正
2017年3月3日(金)18:00-19:30(予定)(開場:17:45)
会場:インターメディアテク2階「レクチャーシアター(ACADEMIA)」

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