『伊丹潤展 手の痕跡』@ TOTOギャラリー・間

『伊丹潤展 手の痕跡』
4月17日(火)–6月23日(土)
TOTOギャラリー・間
http://www.toto.co.jp/gallerma/
開廊日時:火–土 11:00-18:00(金曜は19時まで)

TOTOギャラリー・間では、2011年6月に急逝した建築家、伊丹潤の個展『伊丹潤 手の痕跡』を開催する。
伊丹は、韓国人の両親の下、日本で生まれ育つ。初期の代表作として知られる「墨の家」(1975)や「石彩の教会」(1991)などは、素材を活かした存在感のあふれる建築空間を創出している。1998年に竣工した韓国済州島のゴルフ・リゾート施設をきっかけに同島での一連のリゾート開発プロジェクトを手掛け、韓国での活躍の場を拡げる。また、2005年にはフランス共和国芸術文化勲章、2006年には韓国の金壽根文化賞、2010年には村野藤吾賞を受賞するなど、国内外から高く評価される。
本展では、デビュー作「母の家」(1971)から逝去後の現在も進行中の韓国でのプロジェクトに至る24作品を紹介。模型や写真とともに、オリジナルのスケッチやドローイングなどを展示する。会期中の5月17日にはシンポジウム「伊丹潤・ひらかれる手」が建築会館ホールにて開催される。

シンポジウム「伊丹・ひらかれる手」
三宅理一(建築史家・藤女子大学教授)
倉方俊輔(建築史家・大阪市立大学准教授)
ユ・イファ(ITMユ・イファ アーキテクツ代表)
田中敏晴(伊丹潤・アーキテクツ設計室長)
日時:5月17日(木)17:30開場 18:30-20:30
会場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
定員:350名(参加費無料)
※事前申込制 申込締切4月25日 詳細はこちら

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